コメント: 992
  • #992

    Penelope (日曜日, 09 6月 2019 20:49)

    先週のパリについての講義は良かったです。紀元前からGilets Jaunesまで、フランス史の早送り。パリの歴史は市民の歴史。戦う歴史。日本の対極。せめて自分は「羊」にならないようにしなくては。。
    30数年前の書き込みがあるシミだらけのNadja folio版が実家で見つかったので、これを片手にパリを歩いてみたくなりました。序文は1962年のクリスマスに書かれていたのですね。なんと私の生まれた年!

  • #991

    panda (日曜日, 09 6月 2019 15:51)

    Mont★Analogueのみなさま、大変ご無沙汰しております。
    堺のpandaです。
    この度はモン・アナログホームページの大幅な改訂、ありがとうございます〜!
    先生の御講演や著作、連載等がとてもわかりやすく〜!
    すごいです!
    troisさんをはじめ、みなさまのお力で、モン・アナログの灯があたたかくともりつづけ、それを遠くからでも見ることができるのは大変な励みになっています。
    ここを覗くと詳細なレポートがみられるのもすごいです〜。
    それに参加した方の感想までみられるとは!
    取りまとめて掲載するだけでも私には大仕事です。
    軽やかにおそるべき量と質の仕事をされるのは★先生のみならずMAの方々も!

    御講演やぜみのエッセンスが豊かに交歓されていて、このゲストブックはweb上にありながらやっていることは非常にアナログという、希望にみちた場所ですね。
    遊びかたを忘れてしまうことが多々ありますが、今日はシトワイヤンとフラネについて、みなさまのカキコミを楽しみに読み返します〜。
    私もvioletさんとおなじく、Mont★ Analogueに感謝です!

  • #990

    violet (日曜日, 09 6月 2019 07:13)

    シトワイヤン okj !シトワイヤン trois!
    第5回「新★ぜみ」概略~諸々ご報告アップ、ありがとうございます!!
    読む者まで、いつしかフラヌール。まだフラネ心地のコメントや、参加者の感想にも、『ナジャ』を思い重ねて紀元前からの濃厚パリをブラブラさまよってしまいます。
    「日常の地つづきにシュルレアリスムが存在」~目配せする「ものの見方・とらえ方」~シトワイヤンtrois 曰く「ステキな感覚」~先生からの贈りものを共に享受できる幸運!Mont★Analogueに感謝!です。

    そして、そんなステキな感覚を都度呼び覚まし、限りない出会いをくださる★著書・講演・展覧会!2019年6月までの★超人的偉業の数々(+続々予告)!~それら目録と記録更新おつかれさまでした。じつにていねいで、これまた偉業!ありがとうございます!!

    題目を追うだけでクラクラ…ほんとうに驚異の立体絵巻!★宇宙!
    扉の向こうに扉、また扉…∞。一つ一つの入り口からどこへでも!つながりつづいているのを想像すると、無量無辺にも!
    未来永劫続くであろう、真の生き方「シュルレアリスム」が…
    まずは『ナジャ』再々読!未読★本、まだまだ~さてどれから……

    シュルレアリスム式に歩けば見れば、不思議ふしぎ!どんな日常だって一変!足裏にも目!旅先の一瞬の光景・歴史のひとコマからひろがり見る世界~その地を歩き、踏み越えるワクワク感!それもこれも★おかげ物!
    この度の目録・記録更新に、超とく恩沢にもっともっと浴したい!と改めて。

    ※troisさんのフォローメッセージに大感謝!そしてハッと…#981「切りこんで」訂正→「斬り込んで」(江戸っ子~刀感)。
    …にしても?!真の旅人類・ブリスさんの旅っぷり!つくづくあっぱれです。

  • #989

    trois (月曜日, 03 6月 2019 23:23)


    先日の諸橋近代美術館での★先生の講義「シュルレアリスムとダリ」の実況レポートが、花巻からご出張くださったvioletさんの筆で詳細にゲスト★Bookの方に再現(?)されていますね! あまりに濃密で、熱気あふれる講義(実際暑かったそうです)がそのままにリポートされており、ダリに、シュルレアリスムに、ズバズバと斬り込んでいく★先生の、聴衆への気持いいまでの忖度のなさが愉快痛快で、「詰める時間なし…」といって筆を置くvioletさんの「本懐を遂げた感」にも、思わず共感した次第です。

    さて、さきほどブログの方に「新★ぜみ」第5回の報告を(今回は「パリとは何か ★〈歩く〉シュルレアリスム」と題して、訳書『ナジャ』をたずさえながら、★先生にお話をしていただきました)入れておきました。事務局の方で集めた「感想」も、一部抜粋して、匿名にて、掲載させていただいております。

    今回の講義でもっとも印象的だったのは、
    「パリ」という場所には……長い歴史に裏うちされた、民衆と反乱と革命と不思議と驚異との感覚が染みついており……ブルトンがナジャと出会ったときも、いま私たちがパリを歩くときですらも….…日常の地つづきに「シュルレアリスム」が存在しているので、何時間でも何日でも、ぶらぶらとフラネ(flâner)しようものなら、永遠に、なにかを見つけることができるし、なにかに出くわすことになるだろう……と。
    そして、それが、これから自分にとって意味をもつようになるかもしれない、なにかが芽ばえはじめるかもしれないという予感の連続となって、私たちを待ち受けている……「シトワイヤン Citoyen(Monsieur Madame に代わる呼称、市民・同志の意味!)〇〇」となって、ここで過ごしてかまわない……と、パリがそう、私たちを受け入れてくれる……と。

    そうした★先生の指さす、目配せする「ものの見方・とらえ方」を知って、あぁなんてステキな感覚! その光栄や恩恵や予感に浴してみたい! 私も(そんな風に)パリに身をゆだねてみたい!……と思わず願ってしまうのでした。

    okjさんの言うとおり、『ナジャ』を読むことは、まさにパリを歩くこと。次回が待たれますね!
    今回も、素敵な、ほかでは聞けない、人生に不可欠な講義をしていただきまして、ありがとうございました。

    最後にひとつモンアナログHP内における宣伝を……。
    2011年から始動した本サイト内には、立ち上げの当初から、★先生と編纂した「講演録」「著作目録」が掲載されてきました。そしてこのたび、より多くの方々が参照できますように、2011〜2019年6月までの情報(講演と著作目録の記録)をアップデートいたしましたので、ここにご報告させていただきます。

    ★先生のじつに壮大な仕事一覧(絵巻物を見ているよう〜と言う人もいた)です! 
    →「メニュー」→「講演/展覧会の記録」あるいは「著作目録」
    でご覧ください!

  • #988

    サカ (月曜日, 03 6月 2019 23:05)

    裏磐梯、6月1日ぜみと参加できず、しょんぼりしていたところに、皆様素敵なレポートをありがとうございます!慰められたと同時に、益々残念な気持ちに。参加された方がうらやましい!
    ブリスさん、貝の穴は子供のころにネックレスにするために穴があいてるみたいで不思議に思っていました。捕食させてあいたのたわと知りびっくりした思い出があります。相模湾だけでなく北海道の貝も穴があいているのですね。
    講演、著作の各リストが更新されています!次の講演会まで、この壮大なリストを眺め、参加した講演を思いだし、行けなかった回を想像し、未読の著作を読むことにします!

  • #987

    小夏美樹 (日曜日, 02 6月 2019 22:09)

    土曜日のゼミに、参加をばさせていただきました。
    ★先生の魔術にからめとられ、当方、ただいまも、ゆめうつつでございます。
    まことに、ありがたきこと(機会・僥倖)に、感謝申し上げる次第です。

    閑話休題。
    ……みなさまがたの、レポート拝読、おのれのメモの、ふたしかさを、痛感し。
    にて、本日は、拙レポートは、いたしませぬこと、おゆるしいただきたく。

    今回の、プチゼミ。
    「パリとは何か」。
    ひいて、は
    「『ナジャ』とは、なにか」。
    というところに、つながっていく
    ★先生の、お話に、目のさめる思い、緊張感に、背筋が、のびて

    つぎの、ゼミにて、こちらにつきましてお話いただけましたら
    どれほどに、うれしく。

    なにとぞ、おねがいのほど。ふかく。

  • #986

    ★先生よりメッセージが届きました〜 (日曜日, 02 6月 2019 14:37)


    昨日はみなさん、はじめて参加した方々も、お疲れさまでした。★は猛暑の福島~茨城旅行では熱中症寸前、さらに風邪ぎみになり、昨日は前にCCU講義もしたため、うまく喋れなかったという悔恨?が残りましたが、思いがけずいろいろコメントをいただいていることがわかって、驚き、感謝しています。次回は「ナジャとは何か」をやりましょう。

    今年はほんとにあぶない年です。夏の選挙結果によっては、もう何も言えない時代が来るかもしれない。すでにこの社会では、口をつぐみ、抵抗をせず、知らない間に貧窮し、孤立させられてしまう人々が増えています。言葉そのものがデジタル化して、雑なパターン選びでしかなくなっているとき、何かにつけ率直に発言する、書く、というアナログの習慣を失ってはならないでしょう。

    ゆきこさんの称えていた小川咲美さんのTVでの発言、★は森にいて見られなかったけれど、当時Twitterにひとこと触れたとおり、立派でした。いまは何かにつけてどんどん発言したり、書いたりするべきときです。戦前~戦中のようにただ沈黙しているだけではいけません。

    6月末には台中の台湾国立美術館へ行き、展覧会「共峙的星叢」の共同企画者として仕事をしますが、これも、かなり難渋しそうな予感がします。でも、はじめて行く大都市・台中を「歩く」悦びは得られそうで、楽しみでもあります。Mont★Analogueのメンバーの幾人かとも、現地で会えるようですね!可能なら、ごいっしょしましょう。

    7月20日(土)14峙からの富山県立美術館での講演「書斎のシュルレアリスム/瀧口修造没後40年」には、参加するメンバーが多いらしい。日帰り可能、帰りの最終新幹線は富山駅発21時台ですから、夕食もいっしょに富山でとれるし、★もその日に帰ります。早めの予約をお勧めしておきます。★

  • #985

    ブリス (土曜日, 01 6月 2019 23:34)

    私も『ナジャ』と一緒にパリの街をあるきたい。ぜみはあっという間に時間がすぎてしまいました。
     ところで、礼文島の穴あき買いは、エゾタマキ貝がツメタ貝という巻貝に捕食された後、きれいな穴が開いたものだそうです。寄生虫ではありませんでした。
     今日は先生をはじめ皆さんにお会い出来てとても楽しかったです。いつか美味しいワインが飲みごろになって、皆さんに味わっていただけるといいな!
    ではまた。

  • #984

    ゆきこ (土曜日, 01 6月 2019 23:06)

    今日の★ぜみ、
    パリとは何か、歩く シュルレアリスム
    よかったです!

    ナジャを手に、★先生の話すパリの散歩。
    紀元前2世紀からのケルト人の街、
    それから、反乱、革命の街。
    昔旅した風景にいくつも重なり。。

    次回、もっと『ナジャ』を読みたいです。

    ところで、
    ★ぜみの後輩ちゃんがNHKに取材されました。
    彼女の行動がすばらしく、シェアしたくなり、
    自分のブログに書いた記事なのですが、もしよかったら、読んでください。

    記事にリンクが貼ってあります。

    https://ameblo.jp/yuki-mk2/entry-12457021444.html
    今は大型トラックの運転手の資格を取得しようとしている、
    そんな行動の表現方法もあるのだなと頼もしく素晴らしいです。
    ぜひ、
    貼り付けてあるリンクの動画をご覧ください

  • #983

    okj (土曜日, 01 6月 2019 23:03)

    violetさんありがとうございます!★先生の超裏磐梯講演、臨場感がすごい~!
    ブリスさんとは、こちらでも1年ぶりに再会できてうれしかったです。
    今日は「パリとは何か★<歩く>シュルレアリスム」をお話いただきました!
    前回の台南とは何か、から続いている散歩者という存在について、★先生は語りはじめてくださいました。18世紀ジャン・ジャック・ルソーがロマンティスムのはしりとして、また近代的な個人としてpromenerをしたのに対し、19世紀半ば、ボードレールがパリという町にflaneurということばを使うようになりました。そこに見られる、都会生活、匿名の都会人、群衆の誕生。ベンヤミンがつまびらかにするパッサージュ、アポリネールがプラハという町をも「通過者」という視点で語ること。ポルティコのある町について。
    この群衆がつねにパリの地にあって、支配者によらぬ変革を担ってきたこと、歴史の始祖において抵抗の精神があることが、このあと紀元前4、5世紀末にまで遡ってパリの歴史をひもといてくださった講義で明らかになりました。
    ケルト人のParisii族、そこへ攻めこむローマ人とそれに対する反抗。
    シテ島がLutetiaという名の町になり、そしてパリとなる変遷。その紋章と「たゆたえど沈まずFluctuat nec mergitur」の銘句、ノートルダム・ド・パリ。アポリネールやアジェのflaneur。
    パリのキリスト教化にともなう聖人伝説、守護聖女の抵抗。
    皇帝や王朝の変遷、内乱や宗教戦争、首都でないときも変わらず群衆の住み続けるパリ。たびたびの民衆の蜂起。
    これらは町そのものに記憶されており、人格を帯び、人々もそれら自然に感じとりflaneurができると★先生、「ナジャ」の中にもパリの町そのものが生きていて、歴史的な厚みが随所に覗くとおっしゃいます。
    はじめから終わりまで、パリを歩き、次々におこる不思議なできごとの客観的な日記……何か自分にとって意味を持つようなものの芽ばえの連続……時間的空間的に説明のできない、答えのでない、だから痙攣的であるパリの姿を★先生がブルトンと共謀して眼前に並べてくださったかのようです。
    パリの地図を見ながら、ブルトンの歩いた道やナジャと出会った場所をたどってくださいましたが、まさに驚きの火花の炸裂……!「ナジャ」の写真の読みときや、★先生の岩波文庫に付した注釈がまた驚異の発見の連続で、flaneurは加速するばかり。
    この★先生との「ナジャ」flaneurは、さらに続けなければなりませんね!あまりに刺激的、痙攣的なおもしろさです。
    こんなふうに今日、私たちをパリに連れだしてくださって、★先生本当にありがとうございます!

  • #982

    ブリス (土曜日, 01 6月 2019 00:56)

    violet さん、繊細、完璧なレポートをありがとうございます。
     裏磐梯へは一度行った事がありますが、その風土を考えれば、なるほどシュルレアリスムを語るのにぴったりですね。磐梯山の大噴火は周囲の風土を一時に変化させてしまった、物すごい ”現実” だったとのこと。そこにこんな美術館があるのも不思議なことです。今回展示されていないダリの面白い作品もいくつかあったようで、今回の★先生のご講演を機にいわゆる ”シュール” のイメージにとらわれない、展示が今後期待されます。
     展示を見た後、近隣のブドウ園からのジュースをいただき、★先生がカメラのシャターを押せば、何のこともない美術館周囲の水面が不思議なオブジェとなり、★先生の眼が写真になっていました。本当の意味で”見る”ってこういうことなのかと、納得しました。
     先生のミシュラン星評価、最高です。今回はご一緒できなくて残念でしたが、昨日会津若松へ行ってきました。御薬園はなぜかイギリスのチェルシー植物園を連想してしまいました。何だか★先生の足跡をたどっているようで、先生のお姿が目に浮かぶようでした。さざえ堂は摩訶不思議な建物。一方通行とは書いてあっても、きた通路を戻っているようでもあり、まして途中で登ってくる人もいて、間違ったのかしらと不安に思えば裏側から外に出ていました。
     今朝は富山の近代美術館が、県立美術館に移転してから初めて行きました。諸橋近代美術館の後でみるデルヴォーの列車と裸婦は、恐ろしいほど凝縮された静けさを感じました。瀧口氏のコレクションの数々。石ころたち、貝殻、縄文のビーナスみたいなオブジェたち。暗い部屋にひっそりと息づくものたちに、時間も空間も忘れてしまいそうでした。では、またいろいろなぜみでお会いできることを楽しみにしています。

  • #981

    violet (金曜日, 31 5月 2019 09:39)

    全国的に季節外れの猛暑となった5月25日、諸橋近代美術館別館・アートテラスで開催された★講演会「シュルレアリスムとダリ」は、「モろ美大學」 第1回目のアート講座。
    雨男ならぬ「異常気象男」と自己紹介(?)された★先生。まさにその日、福島が予想最高気温全国一位!

    1888年の大爆発で川がせき止められ、無数の湖沼ができた裏磐梯。
    森の向こうの青々とした山の連なりに、今なお岩肌むき出しのままの噴火口が窓からも見渡せる。
    川の水を引く池に映るもう一つの景色。
    「磐梯山がつくったこの風土のなかにある美術館」と切り出された★先生。
    美術は、常に動いている自然によって変化が生じる風土に立脚し、風土と切り離せないものであることを、
    「くに」には、かけがえのない風土があることを(愛国心に非ず愛着・愛郷心)、先ずはダリとその故郷に訪ね見た。

    ダリの絵の基本はフィゲラスの風土。カダケスの風景そのもの!スペインの風景ではない、と★先生。
    常に多民族だったスペイン「国家state」。言語も異なる特別州・カタルーニャはもともと「くにcountry」で、ダリが生まれたフィゲラスは、その辺境・東北端にあるという。フランスとの国境に近く、地中海に面していて、アトリエは海岸のカダケスに…。
    空気が 乾燥していて遥かかなたまでよく見える!ものすごい太陽の光に岩が溶けて見えたり、いろいろに変形して見えたり…空・水平線・地平線・異様な岩・砂浜の岩のトーン…
    見えているように、というより体にしみついたものを描いている、と★先生。
    「ペルピニャンが世界のへそ」と言っていたダリ(ペルピニャンは現フランス領カタルーニャの中心都市)は、近代国家以前のマジョルカ王国やアラブ・イスラムを美術的に受け継いでいる、とも。
    ガラ以外にもあったか!?ダリにとってかけがえのないもの。美術と切り離せない「くに」・「風土」。
    さっそく、はるかなる旅へ!先生のお話に、ダリの絵にあるもの・色彩が…まばゆい光に早やクラクラ~ここもカダケス?!今はいつ?あたりがとろけて見えてくる。

    さて、「シュルレアリスムとは何か」~そして、ダリとシュルレアリスムとの…。
    第一次世界大戦の若い帰還兵たちの危機感「現実とは?」・理性・科学技術への不信~偶然の出会い・自然発生的実験等々…遊びと労働~オートマティスム・オブジェ・コラージュ等々~人間の解放を目的とする芸術運動・シュルレアリスムの発端からものの見方・生き方を、わかりやすく盛沢山で説きながら(同題★本参照)、アメリカではシュルレアリスムのイメージとなって圧倒的支持を得ているダリの生涯を、★案内でたどり探っていった。

    ダリのさまざまにおいて、シュルレアリスムとは相容れないのが明らかに!
    検証するように見るほど、映像でシュルレアリストたちの作品と比較対照するほど、前述明快に!
    明快になるほど、シュルレアリスムも明解に!シュルレアリストたちの一貫した生き方もまた明快!
    今なお続いているけれど、現代社会においてこそ!の思い、またまた!いっそう強く!
    ガラの存在感、改めて!ダリっぽい作品・っぽくない作品~意外な変遷!新鮮な驚きも!

    以下、前者(ダリ)⇔後者(シュルレアリスト)
    ◆大戦時は十代・故郷も戦場にならず、戦争の外~第一次世界大戦への敵対心なし。
     ⇔第一次世界大戦の帰還兵たちの危機感に端を発す
    ◆ファシズム支持⇔常に国家主義と対立/◆フロイトの影響を受けている⇔フロイトに批判的
    ◆パフォーマー・ショウマン(拝金主義)⇔反既成価値・反貨幣価値~オブジェ
    ◆天才的に絵が上手く幼少期から特別扱い~王立アカデミー出身~手法・様式
    ⇔ほとんど美術における素人(美術学校出身で優秀だったのはマグリットくらい)~あえて手法・様式なし
    ◆絵の描き方に独特の様式あり(ダリらしい絵)・手法を考える人。主観的・写実的描写で遠近法。
     ルネッサンス的・伝統的手法~古いが大衆に好まれる。
     ⇔描写力があっても平面的に塗るだけ、スッキリのっぺり客観的~マスではない(マグリット)
    ◆人間の感覚を溶かす~情念的⇔石のように堅くする~知的(マグリット)

    ◆最後に映像で、とってもシュルレアリストたちの作品を登場させて、ダリの作品と比較対照。
    岡上淑子・キリコ・エルンスト・マッソン・文明国に近いカタルーニャ人のミロ・マグリット・デルヴォー等~ズバズバ切りこんでいく★先生にドキドキ…おもしろかった!ご想像もしくは★本参照されたし。
    エルンスト(客観的・自然発生的)やキリコ(影・遠近法を崩して空間を狂わせ謎めく)と比べると、ダリとの違いがわかりやすい(主観的・超絶技巧・遠近法・意図的で謎なし)と★先生。皆さまもご覧あれ。

    誰の絵?!晩年はこんなことをやりたかったのか…な?全然全くダリっぽくない二枚の絵が!!
    ◆何故ダリが??ふつうに描いた古典的絵画は「オリンピアのゼウス像」!なんかわからない謎…と★先生もびっくり!驚きついでに、古代オリンピックは戦争をしないために紀元前8世紀から始まったことや、古代七不思議・驚異の建築7つもご披露!『プリニウス』にもふれられた。はたして現代のオリンピックは?
    ◆もう1枚は記憶?19世紀の歴史画のよう…モロッコに攻め入った闘い「テトゥアンの大会戦」1962年。秘密の番号?絵に沿って隠されている数字は謎。っぽくないけれど、ダリっぽい~戦士も天使も女性の顔は全てガラ!!

    シュルレアリストとして名声を博するも除名(拝金主義・ファシズム許容)~ガラによってつくられたスター・ダリ~晩年は昔の自分の絵を真似たり、伝統的宗教絵画に戻ったり~ガラの死後ほどなく筆を置いたという。一時的に加わって影響を受けても、ダリにとってシュルレアリスムは様式や手法で、思想を変えることはなかった。変えたのは、妻にして芸術家を育てる魔女・ガラ!
    ダリは20世紀のシンボルのようでもあるという~にじみ出ている金銭欲・秘密のエロティスム。
    「ダリの存在は否定できない。日本で好きな人が多いのもダリ」と、くくられた★先生。

    美術館パンフレットの表紙に「ダリはここにいます」と。創立者はダリに魅せられた福島県の実業家。
    ダリ作品の所蔵数は世界で4番目!地図やマンレイが撮った多数の写真も展示されていて、ダリの生涯を考えるのによい、生涯をたどれる貴重な美術館での★講演会。
    幸か不幸か?ガラとの出会い。どうあれダリは手法を持ち続けたようにも…ダリも偶然の出会いのなかで、それなりに思い悩み探りながら生きていたのかな~天才的画家ダリの、なんともなんともな旅。
    ダリと新たに出会いながら、今またシュルレアリスムのすばらしさが!生き方を探り求めるべき究極の時代にあるのを体感!きっと、ダリファンの方々も!
    猛暑にも、交通の便がよいとはいえない観光地にもかかわらず、メモをとる熱き受講者でいっぱい!
    仙台や千葉やオーストラリアから卒ゼミ生も!会場は先生が巻き起こした熱波の渦!?しずかに熱かった。

    ★先生、ブリスさん、ありがとうございました!夕食までごいっしょできて、たのしい半日でした!

    ごめんなさい、詰める時間なし。

  • #980

    violet (土曜日, 25 5月 2019 11:26)

    マグノリアは雪と咲きました。今春のマグノリアは桜とも咲きました。
    坂の多い町。空に、谷底に見るように…。
    4月、ぽかぽか陽気一転。窓の外に突如あらわれた本気の雪景色、たびたび。その幻想的現実の光景に、現実の窓・鏡をのぞくようにも見た岡上淑子さんのコラージュを思い出していました。自由・解放・希望~日常的空間・庭園美術館で繰りひろげられた岡上淑子展…瀧口さんとの手紙。

    話中話・絵中絵ならぬマンモス中マンモス!北海道地図は、北海道というところは、マンモス級マンモス!?~開発広報の★エッセイ・写真に…

    謎の民族・オホーツク人。その名もモヨロ人たちの森を、先住民族たちが暮らしていた森を散策するように拝読~「旅人類5」★。
    なんてかわいい!なんて特異!
    まさに「出土品に見る北方の民の魂の軌跡」!世界を縦横に旅めぐってしまう不思議・連続性。やっぱり北海道はマンモス!!と。

    さらには貼付文土器~「コラージュ」についても語られている★先生。
    みなさまのリポートに、狩猟の間・冬の間~そして自然災害後などの折々に、女性たちは手を動かしてきたのを思いました。
    端切れ・貝殻・つる・端切れ・流木…生活のためでもありながら、祈り・希望でも…白老地方のアイヌ民族の墓標は男性が槍先、女性用が縫い針の頭部をかたどられています。

    5月、夏日・真夏日予報の日本列島。
    新緑は一気に深緑!裏磐梯へ!
    久しぶりの★ライヴ講演を体感するのも冒険!冒険者たちとの再会も冒険!すてきな旅!ゆったり急ぎ足。

    絡みつき咲く野生の藤たち。
    快晴の空、見はるかす緑の山々…コバルトブルーの猪苗代湖がそよ風にゆれながら一つに…
    上野さんも…みんなのいるチコのあそこはここかしら。

  • #979

    canale (土曜日, 18 5月 2019 00:31)

    ちび★ゼミ福澤一郎展に参加させていただきました!
    特異な多作の戦前パリ時代から、戦後ダンテ「神曲」によせて予見されるさまざまな現状、その次の作風、さらに次々、と時間を忘れる旅! 
    『日曜日の散歩者』に現れた作品たちに、このように出会うのも不思議な感覚でした……本当にみんなつながっていくのですね。

  • #978

    yukn (金曜日, 17 5月 2019 23:34)

    今日は福澤一郎展(近代美術館)へ、ちび★ゼミ!
    こんな世の中で、鬱々となりがちな日々ですが、
    先生のものの見方と言葉に触れるやいなや、
    一瞬にして笑えてしまう!
    これぞ魔法!
    スゴイ現実をいつもありがとうございます。

    諸橋美術館〜会津若松、富山、、もちろん台湾に、ジャガーの目。
    すべて繋がって広がっていきますね!

  • #977

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (月曜日, 13 5月 2019 18:10)



    ありがとうございます。「花御所」かどうかは知りませんが、甘いことはたしかで、植木屋は「衛門柿」だと言います。わが家では「うちの柿」にすぎませんが。

    それにしても、ブリスの体験、というか冒険は、すごい!生来の冒険者なのでしょう。国立公園の隣のワイナリーというのも、ありえない。これからも驚天動地の出来事がつづくのではないでしょうか。

    5月25日、諸橋美術館へ東京駅からバスで、というのも一種の冒険かな。土曜だから到着できるかどうか。でも、五色沼のそばの風光のよいところなので、お勧めします。★は講演の翌日、会津若松で1泊。さらに磐城の海のほうへ出ようかと思っています。

    『日曜日の散歩者』関係の仕事にコメントが多いのはとても嬉しく、ありがとうございました!

    6月末の台台湾国立美術館の仕事も、台中まで旅するメンバーが意外に多くて、向うでの散歩・食事も楽しみです。Twitterを見ていてください。

    あと、地方講演では、富山県立美術館で、7月20日(土)14時から、「書斎のシュルレアリスム 瀧口修造没後40年」もあります。新しくできた瀧口修造の展示室は必見。★は前日に1泊して海を見に行く予定です。

    「アートコレクターズ」誌の連載「記憶のギャラリー」は、7月号からはじまります。第1回は「瀧口修造」。岡上さんや台湾の仕事といい、やはり今年は瀧口修造の年になりました。

    ちび★ゼミで行く福澤一郎展も、唐組公演「ジャガーの目」も、みんなつながっているように思えます。★

  • #976

    Pigster (月曜日, 13 5月 2019 10:44)

    先生の著書「幻想植物園」を拝読しました。
    私も植物が好きなので、楽しく素敵な時間を過ごさせていただきました。
    ところで、柿についてのエッセイで、お庭に植わっている柿の種類がわからないとのことでしたが、
    これは、おそらく「御所」もしくは「御所」の接ぎ木品種「花御所」ではないでしょうか。
    「御所」は、江戸時代初期に奈良県で突然変異によって生じた完全甘柿だそうで、
    羊羹に例えられるほど甘く、殿様に献上されていたそうです(wikipediaより)。
    「花御所」については、こちらのHPに載っています。
    https://www.kudamononavi.com/zukan/persimmon/hanagosyo

  • #975

    ブリス (土曜日, 11 5月 2019 11:13)

    ご無沙汰しております。★先生も皆さんも大活躍ですね。
    ワイン造りや、ブドウ園の設立は予想していたよりはるかに大仕事です。おまけにぶどうを分けてもらうはずだったワイナリーでは、収穫をまじかに、一夜のうちに隣接する国立公園から出てきたワラビー(小型カンガルー)にぶどうを全部食べられてしまったそうです。また山火事が一週間以上も続き、或る晩はモーターホームに荷物を積み込み、避難の用意もしました。幸いほかのブドウ園から赤ぶどうが手に入り、ワイン酒造室もないまま、ヴェランダでワイン造りが始まりました。現在新居の地域は史上最悪の干ばつ状態です。実際、私達が1月上旬に引っ越してきて以来、雨らしい雨は降っていません。敷地内にある”かれたことのない泉”もかれてしまいました。井戸掘り業は大繁盛で、私達の番を何か月も待っています。
     ぶどうの発酵や酵母の働きは大変興味深いものです。酵母は単細胞の植物でありながら、糖分をアルコールに変換する過程で、動物のように酸素を使い炭酸ガスや熱をを発生し、増殖しすぎて食糧不足になったり、自分の作った熱やアルコールに耐えられなくなり死んでしまうのです。その土地に適したぶどうの野生酵母は世界中のワイン産地で、どんどん増えているそうです。植物はその繁栄に炭酸ガスが必要です。自然と共生できなくなった人類がいなくなった後、酵母菌のようなものが、植物世界を支えていくのでしょうか?
     さて、25日ですが、諸橋近代美術館付近へは羽田空港や東京駅付近から、直通バスが出ているそうです。
    石のペンダント作りは、まだ工具が旧居にあるのと、新しい彫金技術を学んでいることで、一時中断しています。前回お渡しできなかった方、作り直そうと思っていたのですが、今回の帰国に間に合いそうもありません。ごめんなさい。裏磐梯や東京でまたお会いできるのを楽しみにしております。

  • #974

    mia (火曜日, 07 5月 2019 00:45)

    「シュルレアリストの台南散歩」いますぐ読みたいです!
    題名だけでなんだかワクワク。明日、本屋で探して買います!
    トークイヴェントは、さっき申し込みしました。

  • #973

    はせ (土曜日, 04 5月 2019 20:09)

    『現代詩手帖』(5月号)の巖谷先生のインタヴュー、すばらしいです!「シュルレアリストの台南散歩」という題名のとおり、まさに先生が「散歩者(フラヌール)」として台南の魅力をつたえてくれています。人々のおおらかさ(地球人!)、めっちゃうまそうな食事、可愛すぎる街角のオブジェたち(先生の写真)に身もだえました…ああ、先生のみせてくれる台南って魅力的!!
    加えて、日本のモダニスムとシュルレアリスムの違いをわかりやすく説明してくれています。見事なまでの説明で目から鱗の連続があるだけでなく、読後ものすごくスカッとします。こんなに充実しているのに削られた部分がけっこうあったとのこと。ということは『日曜日の散歩者』のトークイヴェントでたくさんのことが語られるに違いない。行きたいけど仕事があって行けない。参加された方はぜひ報告をお願いします!

  • #972

    yukn. (火曜日, 16 4月 2019 23:00)

    先生のお話からは、今回は、亜熱帯の温度や湿度がたちのぼります。
    この島に生まれた若い詩人たちの熱意や状況が、島の複雑な歴史のなかに、独特の風土のなかに、鮮やかに形をとってくるかにみえる、先生の魔術的なお話でした。

    シュルレアリスムは目を閉じない!
    先生はいつも扉を開いて、必ず核心へと、一気に私たちの目を向けさせてしまうのです。ほんとうにありがとうございます。

    燃えさかる炎のように真っ赤なホウオウボク(鳳凰木)、たくさんの気根を垂らして一本の樹でまるで森のような様相になったり、家や壁を潰してしまったりするガジュマル(榕樹)。
    先生のお話を聴いたあとでは、驚異的で豊かで多様な色や形が、ふっと脳裏に浮かんでしまう。
    先生のツイッターで、いつでも樹々の目や手足やさまざまなオブジェに出会えるのも嬉しいことです。

    そして5月10日には、イメージフォーラムで映画『日曜日の散歩者』のあと、先生のトークあるそうです。
    楽しみにしています!

  • #971

    ヤナ (火曜日, 16 4月 2019 22:06)

    魅力的な町には、人格がある。
    路地裏に入れば、思いがけないオブジェとのであいが
    あるかもしれない。台南の銀行の柱、並んだモップの顔、映画スターとその看板画家の暮らし、地球人、亜熱帯の植物、カルカッタのガジュマル、食べ物…
    町をふらふら、あてもなく散歩して、
    であって、小さな感激を書きとめたり、写真にしたりする、歴史を思うなど、
    いまもこれからも、そうありたいと思います。
    類推をはたらかせて、旅をすることの幸せをまた思い出しました。目は開けたままで、散歩したい。
    いろいろイメージが連続したとき、現実のなかに夢のような瞬間がおとずれることがある。
    ぜみはいつもそうゆうきっかけをくれますね。
    また参加したいです。


  • #970

    サカ (火曜日, 16 4月 2019 20:39)

    日曜日の 第4回新★ぜみ。台湾研究本にはない、先生にしか 語ることのできない 、新しい台湾・台南の捉え方に 驚きました 。
    そして台湾を経由し、新しい切り口でシュルレアリスムとは何か、捉え直すという問題提起!
    そう、眼を閉じてはいけないのです!

    刺激的なお話し、ありがとうございました!


  • #969

    okj (日曜日, 14 4月 2019 20:25)

    台湾から帰国され、現代詩手帖5月号の台湾特集や映画「日曜日の散歩者」トークイベント、台湾国立美術館での「共時的星座」展を控えてらっしゃる★先生。
    今日は待望の、「台南」とは何かについての講演をしていただきました。

    台湾の面積、台北~台南の距離、中国や沖縄、東南アジア諸国との位置関係から地理的状況を客観的に見つめ、19万年前に人類がアフリカ大陸を出てからの移動ルートもたどります。
    亜熱帯の紀行、地形、台風、大地震、皆既日食、多様な民族に言語、驚異の植物たち。

    中国、台湾、日本の歴史的な関係も、「くに(郷)」と「国家」の違いを明確にして追い、ポルトガルやオランダが15世紀以降に台湾に入植した経緯や、最古の港町「南平」の情緒について語る★先生。

    台湾に暮す人々にとっても、台南は特別な町で、古都ではなく現都だとおっしゃいます。
    ノスタルジックな単なるモダン都市ではなく、かつての建築も今使われ、モダンな広告やポスターも今描かれる。
    Twitterにあげてくださった★先生撮影の写真を示しながら、「コラージュ都市」とも言える、思いがけないものが全部並列され、全地球的な感覚が呼びおこされる不思議な都市の「人格」が浮かびあがってきます。
    先生が次々出会う自由な女性たち、どんどん品数の増える食事の、また魅力的なこと!

    この風土で、どう「風車」の詩人たちが呼吸し、作品にそれがあらわれてきたのかを現地で感じたかった★先生。日本語教育の強制によって、日本語でしか読み書きできなかった彼らの悲劇を指摘します。
    ポルティコの町、台南。それゆえ可能となる散歩。
    散歩といっても、プロムヌール、フラヌール、パッサンの違いがあることを考察し、誤解されたシュルレアリスムや、ひるがえってシュルレアリスムの真実に迫りました。目を閉じて夢を見るのではなく、現実から出発すること。

    2年前の映画「日曜日の散歩者」との出会いにはじまり、今回の台南をめぐる旅にいたった連鎖は、やはり最初から予感に満ちたものでした。
    すばらしいご講演で、わたしたちをこの旅へ一緒に連れだしてくださり、本当にありがとうございます!

  • #968

    okj (月曜日, 01 4月 2019 17:42)

    「開発こうほう」の「帯広/マンモスもやってきた大地」をさっそく拝読しました。短い紙幅のなかに、次々と展開する静かなドラマ、時代のゆき来に圧倒されています。
    雨の帯広を紹介したのも、画期的なはじめてのことではないでしょうか。びしょびしょ・ヨレヨレになった★先生には申し訳ないですが、雨が降ると文章が、帯広が、さらにおもしろくなる!
    こんな溺れかかったマンモスが出てくるのも、★先生に雨が降ったおかげ・・・なんて喝采したくなってしまうような、類推の★写真、★文章。
    デスモスチルスの驚異の姿とともに、頭にこびりついてしまいました。
    現代の帯広畜産大学に★先生が潜入するくだりは、もうどきどきのサスペンスです。そのこんにちの姿に、よりいっそう、40年前の伝説的馬キャンパスの幻のイメージが、強烈に喚起されます。
    時空をゆき来する★先生の旅、いずれもなお、帯広の空間にあり!
    それが六花亭の「十勝!」の窓へ抜けていく感覚・・・今回もまた、想像だにしなかった北海道の姿を見せていただきました。
    「旅人類」のオホーツク紀行も、ぜひ読んでみたいです!
    北海道のはてしなく広い地平、水平線のむこうには、岡上淑子さんの作品世界が現れる思いもします。女性たちを、自由の地平へ解放してくれる『美しき瞬間』の一頁一頁の奇跡に、★先生の優しい手紙のような語りに、感動しています。この時期に世に出たのも、本当に運命的です。なにものにも、時代にも、命令されずに生きるためのパスポート!

  • #967

    ★先生よりメッセージが届きました〜 (月曜日, 01 4月 2019 01:16)


    nawaさん、そしてtroisさん、ありがとう!岡上淑子さんについて3回の講演をしましたが、つづけて聴いてくれるメンバーもいたせいか、毎回べつのテーマで話すことが楽しく思えました。今日の鹿島茂氏との公開対談(プラハ!)にも来ていただいて、ありがとうございます。

    上野紀子さんが亡くなったことは、Twitterに書いたとおりで、衝撃でしたが、これから追悼文を仕上げます。ポプラ社の小冊子に発表される予定。冥福を祈ります。

    「旅人類」05号と「開発こうほう」4月号がでました。前者には「オホーツク遺跡紀行/モヨロからトコロへ」を、後者には「帯広/マンモスもやってきた大地」を寄稿しました。北海道探索はまだずっとつづけます。

    4月は台湾国立美術館での展覧会「共時的星座」(6月29日から)のカタログ序文などを書くので、ちょっと忙しくなるかもしれませんが、新★ゼミ・チビ★ゼミなどの希望には応えます。

    5月は10日にイメージフォーラムで、『日曜日の散歩者』上映のあとにトークショー(太秦の福士さんによる公開インタヴュー)。25日には福島県裏磐梯の諸橋美術館で、「シュルレアリスムとダリ」という講演をします。五色沼に近い風光明媚な美術館。ダリだけでなくデ・キリコ、エルンスト、マグリット、デルヴォーなどのよい作品も見られますから、1泊旅行もよいでしょう。★は翌日に、会津若松へ行こうかと思います。

    明日はエイプリルフールなのに、嘘でも冗談でもないことが強行・強制されますね。今年はあぶない年。発言を途絶えさせないように。

    またお会いしましょう!★

  • #966

    trois (日曜日, 31 3月 2019 22:13)


    過日、巖谷先生によるご講演が、岡上先生の作品集『美しき瞬間』の出版を記念して、銀座の蔦屋書店でありました。

    会場には男性も女性もたくさんいらしてて……巖谷先生が、岡上先生に高知でお会いした折に、自己紹介して、76歳とおっしゃったのにたいして、「あら、お若いのね〜」と返してくださった〜というお話もはさまれて……ということは、当日は、本当にたくさんの若者たち、若いお嬢さんたちが会場を埋め尽くしていたというわけです。

    巖谷先生が話してくださる岡上先生のお話は、私もこれまで何度も聞いておりますが、毎回毎回、素敵な発見へと導いてくださいます。

    コラージュとは、太古の昔からとくに女性たちの行為であって、女性たちはみんな生活のなかでしていたことなんだ。男性たちが狩りにいく一方で、女性たちは家のなかで土器を作ったり、料理をしたり、着るものを繕ったり……切ったり貼ったりする行為と、それによって思いがけないものができあがってしまう、そうした現場に立ち会うことを、日々の生活のなかで繰り返してきたし、またそれを楽しんでもきたにちがいない……と。

    こうした言葉に、私もまた、同じことを経験しているんだな……という共感が生まれ、コラージュという行為が、美術の技法にかぎったことではなく、時空を飛び越えて、人類に共通する「創造」行為なんだと、生きていることが、自由を日常のなかに表現できることが、心からうれしく思えてくるのです。

    巖谷先生は、この作品集もまた、時空を超えてできた、岡上先生の言葉と作品とのコラージュ(切ったり貼ったり)そのものである……ともおっしゃいます。

    本来、まったく無関係に語られた言葉なのに、不思議と作品と隣り合わせになることで幸福な符合が生じている! 

    作品集を見ながら、巖谷先生が声に出して、岡上先生の言葉を読み上げるその瞬間にも、舞台を眺めている観客であるはずの私たちもまた、作品に独自の物語を読みとりはじめてしまう。

    その物語は自分自身の思い出であるかもしれないし、未来への予言と受けとめられるのかもしれない……ときに腑に落ちなかったり、戸惑いや不安を抱くことがあったとしても、それでも全部ひっくるめて、まるで自分が登場人物になったかのように、岡上先生の作品の中に、いま私、生きているみたい……と思ってしまうようです。

    作品集の帯の後ろにも、岡上先生の言葉が引いてありますね。
    ーーこの1枚の中に貴女が共鳴したのでしたら、そのみなもとはいつの世か貴女が経験した青春だったのかもしれません。

    かつて「お嬢さん」と呼ばれたことのある人なら誰でも、この瀟洒な可愛らしい作品集を手にして、共鳴する作品を見つけてしまったら、きっとそう思うはずです。

    最後に、巖谷先生が作品とともに引いていらっしゃった言葉の中に、
    岡上先生が旧第一生命ビルで展覧会をすることになった折に発した言葉「運命の巡り合わせ」……がありました。

    なんて素敵な言葉だろう! 
    岡上先生の指が(私たちの指も…)画面の上に「運命の巡り合わせ」を手繰り寄せ……思いがけない瞬間、ふとした瞬間に「美しき瞬間」とめぐりあう……コラージュってそういうことなんですね!

    感覚として、体験として、岡上先生の作品が、コラージュそのものが、巖谷先生の講演と岡上先生の作品集で、まるごと理解できたように思った夜でした。

  • #965

    nawa (金曜日, 29 3月 2019 22:20)

    GINZA SIX蔦屋書店での講演、ありがとうございます。
    
奇蹟のようなアーティストである、岡上淑子さん。

    女性たちが洋裁の技術や英語や婦人参政権を得て、活動の場を広げていく時代でもあった、ということ。
    
コラージュされる身体が透明で身体のない女性像であり、顔のない女性たち、すなわち匿名化された女性像であること。
    
2000年の回顧展の会場となったのはGHQが使った第一生命ビルであり、今回の展覧会場である庭園美術館も進駐軍の使った建物であることには、運命の巡り合わせを感じたりする、というお話もありました。エトセトラエトセトラ。



    久しぶりにお目にかかった先生のお元気そうなご様子といつもながらの爽快なお話に、鬱々とした時代や事情を抱えるときにこそアートは必要!と強く感じました。

    

そして昨日は急遽、ゲリラ的なるプチちび★ゼミも開催されました。

    京橋のギャラリー椿で河原朝生展、銀座の村松画廊で金井久美子展。

    明るい昼間の世界や意識に収まらない、夢や無意識にはみだしていくようななにかを感じる、河原さんのテンペラなども使った絵画。
    
明るい色彩の、楽しげな手仕事のコラージュやイラストなど多彩な金井さんの作品。

    

先生もツイッターに書いていらっしゃるので、どうぞご覧ください。
    
画廊巡りも楽しいですね。
    
また開催を心待ちにしております〜

    台湾のお話うかがえる機会も楽しみにしております!

  • #964

    ゆきこ (火曜日, 26 3月 2019 23:02)

    GINZA SIXの蔦屋書店へ、★先生の講演聴きに行き

    元気が出ました。

    女性、自由、手、はさみ、青空。

    また伺います。

  • #963

    ペネロプ (火曜日, 12 3月 2019 22:27)

    Librairie 6のお話しを逃してしまったので25日の銀座蔦屋書店の方に参ります。楽しみです。今朝の東京新聞に庭園美術館の記事が出ていましたね。

  • #962

    はせ (火曜日, 12 3月 2019 12:39)

    Librairie 6での★先生のご講演「コラージュと女性」、よかった!コラージュとは、切って貼ること。いまはコラージュといえば一般的にちょっとシュールな雰囲気を生じさせるデザインの手法のようなもの(?)として捉えられているような気がするけれど、先生は人間はいつから貼るようになったのかという本質な問いから、コラージュを人間(特に女性的な)営みとして再考なさいました。「いつから貼るようになったのか?」という問いそのものがすごい!(考えたことはなかったです!)ラスコーの壁画、縄文土器、料理(餃子なんてまさにそう!)・・・オホーツク人のはりつけ文などの可愛さを想像しながらお話をうかがっているうちに、洋裁を習った進んだ精神をもつ岡上淑子さんのお話にずばっと入り、作品に関する見事なまでに的確な指摘がつづきました。岡上さんが「自由」を獲得する過程を伺いながら、同調圧力や女性差別に日々苦しめられている観衆も「自由」の可能性を感じたようでした。会場には30人以上の観衆がぎっしり。東洋英和や恵泉の関係者などもいて、とても朗らかな会となりました。一時間とは思えない濃厚な時間。★先生、ありがとうございました!!

    『美しき瞬間』(河出書房新社)の先生の解説、脳みそが震えました。まず先生の口調が優しいのです(瀧口修造さんと一緒)。すべての「若いお嬢さん」のために書かれたみたいです。岡上さんの「奇蹟」のような人生と創作を紹介し、彼女の自由さと果敢さにエールをおくるだけでなく、女性が自由を獲得するための方法としての「コラージュ」を捉えるだなんて・・・もう、他のひとにはできません。感動しました。作品『漂流』の女性に岡上さんの自画像を読みとる先生の旅人の「眼」の確かさにも脱帽です。「はるかな旅」・・・アンゲロプロスのように切ないです。

    ★先生のお話に加えて、『美しき瞬間』巻末解説「岡上淑子さんのはるかな旅」、庭園美術館の岡上淑子展の見事な展示で、頭が沸騰してしまったようです。長くなってすみません。★先生、ありがとうございました。もうすぐ台湾へいらっしゃるのですよね。Bon voyage !

  • #961

    ★先生よりメッセージが届きました〜 (火曜日, 19 2月 2019 18:35)


    しばらくです。先日のチビ★ゼミでは、御殿山で転倒してしまい、ご心配をかけましたが、ステッキと無意識の受身のおかげなのか、膝の打撲のほかは無事で、その後しばらく外出せずにいたら治りました。

    2月25日には岡上淑子作品集『美しき瞬間』が河出書房新社から出ます。岡上さんの「女性のための本を」という希望にそって作られた美しいコラージュ集で、★もその希望に応え、巻末に「岡上淑子さんのはるかな旅」という解説を書きました。
    庭園美術館のカタログよりも小さく、図版内容も違う安価な本です。ぜひどうぞ。

    その本の出版を記念して、3月10日(日)16時から恵比寿リブレリーシスで、「コラージュと女性」という講演。ここではタイトルのとおり、コラージュ一般の話もします。要予約。

    さらに3月25日(月)19時半からは、銀座シックスの蔦屋書店で、「美しき瞬間『岡上淑子作品集』出版記念トーク」をします。こちらはこの本に即して、岡上淑子さんの「はるかな旅」を語ることになるでしょう。やはり要予約。夕食会は7丁目のライオンで。

    「開発こうほう」の連載「すばらしい北海道」の第7回は、「帯広 マンモスもやってきたところ」というタイトルで、2月末に出る予定です。

    3月15日(金)から19日(火)までは台湾へ旅をして、16日、17日と、国立台南芸術大学で講演「モダニズムとシュルレアリスム1・2」をします。映画『日曜日の散歩者』の黄亞歴監督ほか、台湾の人々との座談会もします。
    台南市ははじめてなので、町を歩くのが楽しみ。帰ったら「現代詩手帖」のインタヴューを受けますが、ご希望があれば新★ゼミ、チビ★ゼミなどでもお話します。

    あと、月刊美術雑誌「アートコレクターズ」で、「記憶のギャラリー」という連載をはじめる予定があり、いまその第1回「瀧口修造」を書こうとしているところです。
    今年は瀧口修造の没後40年。氏は40歳年上でしたから、★もとうとう瀧口さんの亡くなった齢と同じになっていました。76歳とは。

    そのためということでもないけれど、ちょっと忙しい年になるかもしれません。講演なども、そのつどTwitterでお知らせしますが、20回以上になるでしょう。
    以上、簡単ですが。★

  • #960

    okj (火曜日, 05 2月 2019 17:26)

    講演に執筆に大忙しの★先生ですが、お誘いしてチビ★ゼミが実現しました!庭園美術館の岡上淑子展から原美術館のソフィー・カル展をわたり歩く不思議の出現、★歩きで発見した御殿山の庭園に大瀧、つばめグリルへいたる小さな旅。
    これまで★先生が岡上さんについて語ってこらられた記憶が次々と点滅して、岡上さんのフォトコラージュそのままに、運命的偶然的に貼りあわされていくような、なんだか夢のような一日でした。ありがとうございました!!

  • #959

    サカ (火曜日, 08 1月 2019 22:21)

    満席のエピファニー★ぜみは、フランスからはじまり北に南に、なんと思いがけずペトリュス・クリストスの名前まで!短い時間でしたが、知識だけでなく世界の記憶、新しい視点を教えていただきました。

    先生、刺激的な講義をありがとうございました!

    そして一緒に「出現」を体験した出席者の皆さま、素敵な時間を共有させていただき幸せでした!

    今から次回が楽しみです。

  • #958

    yukiko (月曜日, 07 1月 2019 19:14)

    昨日の★ぜみの集まり、新年早々に貴重なお話しをいただきしあわせでした。ガレットのfève を全員がもらえた気持ちです。 境い目がどこか、太古にさかのぼらせ、ちがう「くに」のすがたを、★先生はみせてくださりました。
    ブリスさんのコメントにあるワイン造りにも触れる、古きブルゴーニュの話もありました。 むかしはもっと海よりだったとか。

    他にもフランスにはストラスブールの様に独自のコトバを持つ場所もあったりと、なんだか日本にも思いを馳せさせられました。

    また続きも、
    一角獣のお話も聞きたいです。

  • #957

    okj (日曜日, 06 1月 2019 21:14)

    フランスとは何かを、エピファニーの日に、★先生がまさに「出現」させてくださいました!
    まず人為的で可変の「国家」ではなく、自然や風土に根ざした「くに」であることを、★先生が去年旅したブルゴーニュにまつわる歴史から例にあげ、イヌイットの壁掛けなど★先生のTwitter写真も示しながら、そもそも人類が20万年前から旅をしつづけてきたという事実を明らかにします。
    ラスコーなどの洞窟絵画からは、芸術の起源までも!旅する原生人類~それ以降もこの地域には、ケルト人やローマ人、ゲルマン人が交じりあい、ガロロマン文化も生まれながら、王朝や王国も次々交代していく国境なき歴史が立体的に浮かびあがります。

    ストラスブールなど、神聖ローマで繁栄する自由都市群、なかでも北の海まで広がるフランドル文化圏~ブルゴーニュ王国の豊かなこと!ブリュッセル、ブリュージュ、ディジョン、ナポリ、シチリア、イタリアルネッサンスまで連なる「縦のライン」が見えてきます。アールヌーヴォーも、北のグラスゴーから南のミラノまで連なると★先生。なんという驚くべき視点でしょう、
    アントネッロ・ダ・メッシーナが、フランドルのより強度のルネサンスに驚愕したように(★先生Twitter参照)、このイタリアとの接続には驚嘆です!

    アルル王国やマルセイユは古代ギリシアの植民市や都市だった町でもあるので、古代オリンピックの休戦協定期間の、マッサリアからオリンピアまでの観光旅行にまでお話は及びました。

    ★先生がTwitterにあげてくださったブルゴーニュの町々などの写真を見ながら、その地の自由さ率直さ、すなわち「フランク」さを実感する私たち。

    中世が「暗黒時代」などではなく現代よりもお互いの往来がさかんで文化が発展したことや、その「現代」の問題を指摘し、ジレ・ジョーヌ運動についても説いてくださいました。

    講演の最後には、ガレット・デ・ロワをみなで分けあいました。先生が冒頭で解説してくださったように、東方三祭司の祝福、さらにはキリスト教以前の風習…自然界の死と再生の儀式…に浴することができたのでした。
    すばらしい講演を、本当にありがとうございました!

  • #956

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (日曜日, 30 12月 2018 20:50)


    もう年末ですね。ごぶさたしてしまって申し訳ありません。今年もいろんなことがあったけれど、★はあいかわらずというか、いっそう怠惰にくらしています。新★ゼミ・ちび★ゼミや講演・トークショーなどでみなさんにお会いして、そのたびに元気を出していますが。

    最近になって、台湾映画の名作『日曜日の散歩者』の監督・黄亞歴さんや、ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム美術館の学芸員グラズィーナ・スベリテさんや、それに初対面ながら旧知のようなヤマザキマリさん、とり・みきさんなど、地球人のみなさんがわが家にいらして、楽しい時をすごしました。出会いとは現実におこるものです。先の話ですが、それぞれのかたに、仕事上でも協力できると思います。

    いま決まっている講演では、まず1月6日の新★ゼミですね。こんどは「フランスとは何か」がテーマで、いろいろご希望に応えます。もう予約超過になっていると聞きますけれど、キャンセルもあるだろうから大丈夫でしょう。夕食会も人数が多くて、第20何回目かの最終講義ですね。

    1月29日夜には、銀座蔦屋で、岡上淑子さんとその作品について、庭園美術館の学芸員・神保京子さん(Mont★Analogueともいえるかたです)とトークショー。そろそろ公示があるはずですが、人数の少ない予約制なので、ご注意ください。

    かなり先、5月25日には福島県・裏磐梯の諸橋美術館で、「ダリとシュルレアリスム」について講演をします。ここは磐梯山の五色沼に近い景勝地なので、Mont★Analogue旅を兼ねてどうぞ。★も翌日にはあの会津若松へ足をのばす予定です。

    連載「すばらしい北海道」は「釧路」を書きました。「旅人類」には「オホーツク遺跡紀行」を。そして近く富山へ行き、瀧口修造について書く予定です。その他もろもろ、あとはTwitterをごらんください。

    以上、簡単ですが。よいお年を!★

  • #955

    ブリス (日曜日, 09 12月 2018 20:29)

    先生、皆さん、新ぜみがいろいろな形で展開して素敵ですね。私の方は新居のワイン製造小屋の設計などであわただしい毎日です。この地にはワイン大学なるものがあり、早速ワイン製造週末講座などを、来年2月に3回予約しました。夫はこれからブドウの苗を植えて、3年も待てないというので、知り合いになったワイナリーからブドウを分けてもらって、次の秋には早速ワインづくりを始めることになりました。また運よくクイーンズランド州のワインづくりの父とも呼べる方が、基本的なことを指導してくださることになりました。
     今読んでいるワインの本にスペイン人のワインメーカーの印象的な言葉があったので、粗末ながらちょっと訳してみますね。
     -ブドウはすべての美しい要素の倉庫である。その根が大地から吸収する水や鉱物とともに、そのツルが収穫の前に創り出す、糖分、酸味、ペクチン、タンニンや香り...。この不思議な錬金術なようなものは、人類が天空と大地から最高のものを取り出すことを何千年もの間許してきたのだ。ーMiguel Torres

  • #954

    usagi (日曜日, 25 11月 2018 17:55)

    去る11月9日、明治学院 多摩東部支部 同窓生の集まりにて、
    ★先生に、是非にとお願いし「私たちが 偶然!導かれて通った白金の地は、かつてどのような場所だったのか?」を、歴史、地理、文学、自然など、トータルな視点で捉え絡み合わせながら、たいへん面白くご講演いただきました。 以下イントロとエンディングだけご紹介。

    明治学院が白金の地に移転した頃の一帯は、鬱蒼たる森林と沼地に鴨や狐、狸が生息し、品川駅から九鬼長門の下屋敷跡までの道なりには、お寺や武家屋敷が林立。

    ペリー提督以来、外国人が品川から入ってきていたから港区には今でも大使館が集中している。キリスト教主義の明治学院は、偶然にも!そういう場所に建った。

    東京は丘と谷しかない起伏の激しい場所。白金一帯も、まさに縄文人の世界だった!そこには先住民の精霊がいて、偶然よばれた私たちがあそこで学んだ。
    すべては偶然から始まる!
    偶然が人生をつくっていく!

    素晴らしいエンディングに、大拍手!!
    至福のひとときのあと、★先生のおかげで、世代を超えた仏文科の仲間たちが久々再会する機会ともなり、旧交を温め、新★ゼミへと、繋がっていくことに!

    ★先生、貴重なお話をありがとうございました!
    続編も是非お聴きできれはばと願います。

  • #953

    okj (月曜日, 19 11月 2018 20:37)

    町田の版画美術館で開催されたヨルク・シュマイサー展に有志で行き、★先生にもお越しいただいて、チビ★ぜみとなりました~!
    シュマイサーの旅の軌跡や博物誌、版画の変遷をたどり、到達した彼の旅の最終地、南極の一連の作品は特によかった!
    お昼にたいへんおいしいカンボジア料理を山ほど食べていた私たちはすでに旅のさなか、★先生の町田★歩きは驚異と発見の連続で、日々の旅、日常のなかの超現実を実感した一日でした。
    ありがとうございました!

  • #952

    サカ (土曜日, 10 11月 2018 23:55)

    先日、最小人数マイクロ★ぜみで上野へ行って来ました!
    お天気もよく、空の色や水面が移ろいゆくのを眺めながら、デュシャン展、公園散策、上野駅旧貴賓室でディナーと贅沢な一日。
    締めくくりは食のアーティストのフロランタンをいただき、我慢できずに夜中にこっそりひときれ食べてから眠りました。
    心もお腹も満たされ、大満足の充実した時間。
    先生、ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!

    残念ながらうかがえませんでしたが、今日はどんな★ぜみになったのでしょうか?

  • #951

    ★先生から〜追伸です (金曜日, 09 11月 2018 15:59)

    追伸

    サカさんへのお礼が抜けていて失礼しました。デュシャン展=チビ★ゼミの発案・実行、ごくろうさま。土日のほか、水曜というのも、チビ★活用できそうですね。ありがとうございます。★

  • #950

    ★先生からメッセージが届きました〜 (金曜日, 09 11月 2018 13:52)


    はせがわさん、すご~いブリス、violet、okj、ふじかわさん、ほかのみなさん、ありがとうございます。2か月ぶりになってしまいましたが、★はまあなんとか。3日まで森の仕事場にいて、雑木林の紅葉のほか、4ジャンルの4人による再来年のグループ展「水」のために、小川の写真を撮っていました。新しい方法による水という物質の写真。新領域になるかもしれません。

    書く仕事は北海道をめぐるエッセー以外、あまり進行していませんが、そろそろ瀧口修造についての書きなおしをはじめようかなと。それにはまず、森を経由して冬の富山に行く必要があると感じて、次の旅のチャンスを待っています。

    話すほうの仕事は年末まで、11月10日(土)昼に新宿で会員制小講演、24日(土)夕刻に名古屋で天野天街氏とトークショー、12月15日(土)夜に京都アスタルテ書房で講演と、計3回。夕食会などで、それぞれの土地のみなさんにお話しできたらさいわいです。

    チビ★ゼミはときどき突発的にありますが、最近では上野の国立博物館のデュシャン展へ。4人だけの最小ゼミでも賑やかで、楽しかった。次回は明日かもしれません。★は午後に早稲田の演劇博物館へ、亡友「扇田昭彦の仕事」展を見に行こうかと思っています。

    そのほか、最近ではTwitterに1日1回は書くようにしているので、報告・予告・所見・写真など、見ていてくださればと思います。近くまた偶然の機会に、あるいは予定して、どこかでお会いしましょう。★

  • #949

    はせがわ (月曜日, 29 10月 2018 20:47)

    ブリスさん、すご~い!農園を後にし、これからワイン造りに挑戦なさるのですか。
    どきどきわくわくの大冒険。元気をもらいました。お話を伺えるのを楽しみにしています。わたしもなにか新しいものを始めたいよ~~っ!

    ★先生のツイッター写真、本当に「五感が凝縮したような目」そのものです。イタリアの写真も可愛いもの、切ないものばかりでしたが、今は軽井沢の紅葉・・・。京都はまだこんなに綺麗じゃないです。空気の澄んだ美しさも伝わってくるような写真です。先生、ありがとうございます~。

  • #948

    ブリス (水曜日, 24 10月 2018 09:06)

    お久しぶりです。
     ★先生、モン・アナログ の皆さん、ツイッターや書き込みありがとうございます。特にツイッターのヨーロッパ旅行スナップショットは、★先生の五感が凝縮したような眼になったスライドショーのようです。
     新ぜみのご報告と一緒に味わえば、★先生とご一緒させていただいているような気もします。森の中でも街角でも、先生に指さしていただいているように、面白いオブジェが見つけられるようになったと感じるのは、私だけではないと思うのです。
     さて、私事になりますが、ついに28年経営してきた農園を後にしました。まだ苦手な事務処理がたくさん残っていますが、ブリスベンから車で南西に3~4時間のワイン産地の真ん中に10エーカーの土地を確保しました。来年の今頃はそこにブドウの苗を植えて、将来趣味のワインづくりをする予定です。ぶどうの実がなるまで3年かかるそうなので、それまでモーターホームの大冒険も実現するかもしれません。次回お会いする時に、たくさんお土産話ができればうれしいです。これからもどうぞよろしくお願いします。

  • #947

    violet (金曜日, 19 10月 2018 09:17)

    たいへんご無沙汰しておりました。
    第2回新★ぜみ「イタリアとは何か、地中海とは何か」…okjの分身はまだ地中海辺りかな?ご帰国早々旅の疲れを見せぬリポーットっぷり!驚異的★ご講義っぷりも健在!都度★ご講演報告、多種多様なメッセージ、情報、ありがとうございます!

    それぞれにワクワク開き見たでしょう。かなたから、遥かかなたの風をも乗せて届いた、ポストカードさながら★twitter写真・旅便り。地図を歴史をたどり探っては、必ずしも同じではないかつて訪ねた街を懐かしく新しく重ねては、時空を超えてそこ此処さまよっていました。影となってつきまとっているような…おしゃべりめぐっているような…。okjリポートとの相乗で、想像めくるめくマグナ・グラエキア世界~交錯する人々・ものたち。バロックバロックのレッチェ・ターラント・アルタムーラ・クーマの遺跡…ますますその途を歩きたくなっています。

    地中海旅にも、これまでの旅…太古の記憶にも、未来にもつながるすてきな贈りもの!後世に遺す贈りもの『絵本とメルヘン・コレクション蔵書目録』。独自性と多様性を備えた貴重書がこんなに!こんなにも詳細に!書きこみなど細部まで!ときめく装丁。色彩・手触り・重み・匂い~想像力かきたてる詳細書誌!さまざまが融合して一成す芸術品・洋書挿画本の数々。おさめられているもの同様、デジタルでは成しえない。目録をはるかに超え、「書物のような…」というより、まさに書物!
    価値は数値のニーズに非ず。数値とて変化。そもそも価値とは何を以てして??本来の(大学)図書館のありよう、絵本とは…★序文に、興味と今後への期待がいっそう増す。
    さまざまな扉をそっとあけて覗き見る。その時代~ひろがる世界が舞台のように見えてくる。小さな大人、子どものまんまのおとな~普遍性…。
    表紙を飾るのは、大好きなおはなし『雪の女王』から、大好きなデュラックが選び描いた一場面~ことにも好きな絵!ゲルダと涙のトナカイ・赤い実茂る冬の森。精緻なフランス宮廷・エクゾティスム…画風も変幻自在な画家は裏表紙でも魅了する。扉にはペローとドレの誘惑する『赤ずきん』!私への特製プレゼントかと勘違い!?
    ウォルター・クレイン、モンヴェル…ちりめん本…どれもこれも手にとって、じっくり味わいたい。もっと知りたくさせる。
    多くの手による偉業に感謝!先生、鈴木様、ご協力されたみなさま、ありがとうございます!これを図録に展覧会開催期待!

    あちらこちらでさまざまに…入れ子のように繰りひろげられている、ちび★ゼミニュースも刺激に、悦びに、たのしみに…。
    森の仕事場でも!その★ブリコラージュレストランのテーブルの上でも!各地から集まった食材たちは、「こんな私でも?私が?」自分の登場メニューに目をパチクリ☆盛り上がりは勢いを増す。思いがけなく同席できて恐縮。内心大はしゃぎ!

    都合つけられず、★超ライヴ受講やみなさんとの合流は叶わずにいるけれど、日々ふわふわ"不可能号"旅。ちょい旅にもちょこちょこ~。数日前には、その名のごとき「浄土ヶ浜」~あの白浜いずこ?大槌・浪板海岸~久々見渡す三陸の光景に時折ぞわぞわ…近郊近県。ひゅんと飛騨高山、上野の森の縄文展……
    そして、なんと今年は3度も北海道へ!「見に行く人はもの好きな」ところも驚異に!既知も未知に!『開発こうほう』★連載と『旅人類』の誘惑に加え、船旅の高揚感!新たな渡道選択肢「津軽海峡フェリー」の発見あいまって。
    5月の小樽★講演会後ほどなく、函館~洞爺湖~手塚治虫『火の島』・昭和新山~登別~。さらに晩夏の日高~またまた二風谷~帯広~定山渓~ハマナスの実生る生る積丹半島は神威岬まで。~「自然」「くに」と「国」…。1~2泊の弾丸旅(往復船中泊)だって、不思議な解放感と、船と温泉の魔法でゆったりゆらり。
    ちょこっと旅のお話、またいつか。

    陽だまりで、しばし歩を止めてしまいます。急速な秋の深まり…冬間近。

  • #946

    サカ (火曜日, 09 10月 2018 23:59)

    各地から多種多様な人々が集まって開催された第2回新ぜみ、とても豊かでぎっしりとした時間を過ごさせていただきました。
    参加出来なかった皆さま、下のokjレポートや、「みんなの★blogs」を読んでぜみを、そして先生のイタリア旅行を感じてください!

    原口さん、菊地さん、次回は必ず一緒にお食事会も!約束です。
    今回お話し出来なかった方々、また参加出来なかった方々、次回は是非。
    ブリスさん、海を越えていらしてください。お待ちしています!

    そして先生、ありがとうございました。すでに次回が待ち遠しいです!

  • #945

    okj (月曜日, 08 10月 2018 23:07)

    帰国直後の★先生から語られた、超ライヴ講義「イタリアとは何か、地中海とは何か」に高揚しています!
    ★先生がブルゴーニュへ発ったのち、ナポリ王国入りを追いかけてプーリア旅を同行させていただきましたが、近代国家としての「イタリア」が吹き飛ぶめくるめくマグナ・グラエキア世界、さらに古代へさかのぼる超他民族地中海世界!
    古代ギリシア、ミケーネ文明、クレタ文明、フェニキア人。イタロ人。リグリア人からヴェネト人、メッサピ人やイルリア人、シクロ人まで。たくさんの都市国家、スパルタ人やアルバニア人。北のゲルマンに対するロンゴバルト族や東西ゴート族。ノルマン人やアラブ人、シャルルマーニュやアンジュー家、神聖ローマ帝国やスペイン王家も入ってくる、あらゆるものが混じりあう世界。ビザンチン文化もロマネスクも、バロックも独自の発達。レッチェのバロックは、反宗教改革としてのバロックとはもはや別次元のもの!土地の石灰岩、レッチェ石のたまものの、舞台のような超バロックの洪水。
    地中海からブリンディシに上陸したものは、アッピア街道をひた走りローマへ。ハドリアヌスやネローネ、皇帝たちの記憶と遺跡。
    クーマの巫女。温泉と神託。アルタムーラの閉ざされた中庭と呼応する、地中海、そこから開かれる扉というアンゲロプロスの言葉。
    4つの海に囲まれて、巨大な山脈を抱く半島。カゼルタ〜レッチェ〜ガッリーポリ〜ブリンディシ〜ターラント〜マルティーナフランカ〜アルベロベッロ〜アルタムーラ〜ナポリ〜クーマ〜ポッツォーリ〜カプリ〜★先生が各地から、旅の驚異と類推の魔法をツイッターに報告してくださっているので、ぜひみなさんも一緒に旅を!

  • #944

    ふじかわ (水曜日, 19 9月 2018 13:32)

    こんにちは。先日、雨の日に恵比寿のギャラリーMalleにお伺いしました。
    6枚の写真は1990年代のものだったと思いますが、もっと昔の、古代の風景にも見え、そうかと思うと、過去と現在が入り混じって時空を超えてしまったかのような瞬間にも見える、ふしぎな展示でした。写真にうつりこむ人々も気になりました。
    ギャラリーの入口のところでお会いしたご婦人の中のお一人が生越さんだったようで、そうとも知らず、ミラージュのお話や私の身の上話まで聞いてくださった魅力的な方でした。トークイベントに参加できなかったのでお会いできて嬉しかったです。okjさんの報告も感謝です。またどこかで参加できればと思っております!

  • #943

    ブリス (火曜日, 11 9月 2018 08:50)

    ★先生、モン・アナログの皆さんお久しぶりです。今年の夏はいつにもまして猛暑だったそうですが、皆さんのご活躍のご様子を伺い喜んでいます。新★ゼミも益々盛り上がって素敵ですね。次回の帰国の時もモン・アナログの行事にお邪魔させて頂くことを楽しみにしています。★先生、どうか良いご旅行を!