コメント: 952
  • #952

    サカ (土曜日, 10 11月 2018 23:55)

    先日、最小人数マイクロ★ぜみで上野へ行って来ました!
    お天気もよく、空の色や水面が移ろいゆくのを眺めながら、デュシャン展、公園散策、上野駅旧貴賓室でディナーと贅沢な一日。
    締めくくりは食のアーティストのフロランタンをいただき、我慢できずに夜中にこっそりひときれ食べてから眠りました。
    心もお腹も満たされ、大満足の充実した時間。
    先生、ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!

    残念ながらうかがえませんでしたが、今日はどんな★ぜみになったのでしょうか?

  • #951

    ★先生から〜追伸です (金曜日, 09 11月 2018 15:59)

    追伸

    サカさんへのお礼が抜けていて失礼しました。デュシャン展=チビ★ゼミの発案・実行、ごくろうさま。土日のほか、水曜というのも、チビ★活用できそうですね。ありがとうございます。★

  • #950

    ★先生からメッセージが届きました〜 (金曜日, 09 11月 2018 13:52)


    はせがわさん、すご~いブリス、violet、okj、ふじかわさん、ほかのみなさん、ありがとうございます。2か月ぶりになってしまいましたが、★はまあなんとか。3日まで森の仕事場にいて、雑木林の紅葉のほか、4ジャンルの4人による再来年のグループ展「水」のために、小川の写真を撮っていました。新しい方法による水という物質の写真。新領域になるかもしれません。

    書く仕事は北海道をめぐるエッセー以外、あまり進行していませんが、そろそろ瀧口修造についての書きなおしをはじめようかなと。それにはまず、森を経由して冬の富山に行く必要があると感じて、次の旅のチャンスを待っています。

    話すほうの仕事は年末まで、11月10日(土)昼に新宿で会員制小講演、24日(土)夕刻に名古屋で天野天街氏とトークショー、12月15日(土)夜に京都アスタルテ書房で講演と、計3回。夕食会などで、それぞれの土地のみなさんにお話しできたらさいわいです。

    チビ★ゼミはときどき突発的にありますが、最近では上野の国立博物館のデュシャン展へ。4人だけの最小ゼミでも賑やかで、楽しかった。次回は明日かもしれません。★は午後に早稲田の演劇博物館へ、亡友「扇田昭彦の仕事」展を見に行こうかと思っています。

    そのほか、最近ではTwitterに1日1回は書くようにしているので、報告・予告・所見・写真など、見ていてくださればと思います。近くまた偶然の機会に、あるいは予定して、どこかでお会いしましょう。★

  • #949

    はせがわ (月曜日, 29 10月 2018 20:47)

    ブリスさん、すご~い!農園を後にし、これからワイン造りに挑戦なさるのですか。
    どきどきわくわくの大冒険。元気をもらいました。お話を伺えるのを楽しみにしています。わたしもなにか新しいものを始めたいよ~~っ!

    ★先生のツイッター写真、本当に「五感が凝縮したような目」そのものです。イタリアの写真も可愛いもの、切ないものばかりでしたが、今は軽井沢の紅葉・・・。京都はまだこんなに綺麗じゃないです。空気の澄んだ美しさも伝わってくるような写真です。先生、ありがとうございます~。

  • #948

    ブリス (水曜日, 24 10月 2018 09:06)

    お久しぶりです。
     ★先生、モン・アナログ の皆さん、ツイッターや書き込みありがとうございます。特にツイッターのヨーロッパ旅行スナップショットは、★先生の五感が凝縮したような眼になったスライドショーのようです。
     新ぜみのご報告と一緒に味わえば、★先生とご一緒させていただいているような気もします。森の中でも街角でも、先生に指さしていただいているように、面白いオブジェが見つけられるようになったと感じるのは、私だけではないと思うのです。
     さて、私事になりますが、ついに28年経営してきた農園を後にしました。まだ苦手な事務処理がたくさん残っていますが、ブリスベンから車で南西に3~4時間のワイン産地の真ん中に10エーカーの土地を確保しました。来年の今頃はそこにブドウの苗を植えて、将来趣味のワインづくりをする予定です。ぶどうの実がなるまで3年かかるそうなので、それまでモーターホームの大冒険も実現するかもしれません。次回お会いする時に、たくさんお土産話ができればうれしいです。これからもどうぞよろしくお願いします。

  • #947

    violet (金曜日, 19 10月 2018 09:17)

    たいへんご無沙汰しておりました。
    第2回新★ぜみ「イタリアとは何か、地中海とは何か」…okjの分身はまだ地中海辺りかな?ご帰国早々旅の疲れを見せぬリポーットっぷり!驚異的★ご講義っぷりも健在!都度★ご講演報告、多種多様なメッセージ、情報、ありがとうございます!

    それぞれにワクワク開き見たでしょう。かなたから、遥かかなたの風をも乗せて届いた、ポストカードさながら★twitter写真・旅便り。地図を歴史をたどり探っては、必ずしも同じではないかつて訪ねた街を懐かしく新しく重ねては、時空を超えてそこ此処さまよっていました。影となってつきまとっているような…おしゃべりめぐっているような…。okjリポートとの相乗で、想像めくるめくマグナ・グラエキア世界~交錯する人々・ものたち。バロックバロックのレッチェ・ターラント・アルタムーラ・クーマの遺跡…ますますその途を歩きたくなっています。

    地中海旅にも、これまでの旅…太古の記憶にも、未来にもつながるすてきな贈りもの!後世に遺す贈りもの『絵本とメルヘン・コレクション蔵書目録』。独自性と多様性を備えた貴重書がこんなに!こんなにも詳細に!書きこみなど細部まで!ときめく装丁。色彩・手触り・重み・匂い~想像力かきたてる詳細書誌!さまざまが融合して一成す芸術品・洋書挿画本の数々。おさめられているもの同様、デジタルでは成しえない。目録をはるかに超え、「書物のような…」というより、まさに書物!
    価値は数値のニーズに非ず。数値とて変化。そもそも価値とは何を以てして??本来の(大学)図書館のありよう、絵本とは…★序文に、興味と今後への期待がいっそう増す。
    さまざまな扉をそっとあけて覗き見る。その時代~ひろがる世界が舞台のように見えてくる。小さな大人、子どものまんまのおとな~普遍性…。
    表紙を飾るのは、大好きなおはなし『雪の女王』から、大好きなデュラックが選び描いた一場面~ことにも好きな絵!ゲルダと涙のトナカイ・赤い実茂る冬の森。精緻なフランス宮廷・エクゾティスム…画風も変幻自在な画家は裏表紙でも魅了する。扉にはペローとドレの誘惑する『赤ずきん』!私への特製プレゼントかと勘違い!?
    ウォルター・クレイン、モンヴェル…ちりめん本…どれもこれも手にとって、じっくり味わいたい。もっと知りたくさせる。
    多くの手による偉業に感謝!先生、鈴木様、ご協力されたみなさま、ありがとうございます!これを図録に展覧会開催期待!

    あちらこちらでさまざまに…入れ子のように繰りひろげられている、ちび★ゼミニュースも刺激に、悦びに、たのしみに…。
    森の仕事場でも!その★ブリコラージュレストランのテーブルの上でも!各地から集まった食材たちは、「こんな私でも?私が?」自分の登場メニューに目をパチクリ☆盛り上がりは勢いを増す。思いがけなく同席できて恐縮。内心大はしゃぎ!

    都合つけられず、★超ライヴ受講やみなさんとの合流は叶わずにいるけれど、日々ふわふわ"不可能号"旅。ちょい旅にもちょこちょこ~。数日前には、その名のごとき「浄土ヶ浜」~あの白浜いずこ?大槌・浪板海岸~久々見渡す三陸の光景に時折ぞわぞわ…近郊近県。ひゅんと飛騨高山、上野の森の縄文展……
    そして、なんと今年は3度も北海道へ!「見に行く人はもの好きな」ところも驚異に!既知も未知に!『開発こうほう』★連載と『旅人類』の誘惑に加え、船旅の高揚感!新たな渡道選択肢「津軽海峡フェリー」の発見あいまって。
    5月の小樽★講演会後ほどなく、函館~洞爺湖~手塚治虫『火の島』・昭和新山~登別~。さらに晩夏の日高~またまた二風谷~帯広~定山渓~ハマナスの実生る生る積丹半島は神威岬まで。~「自然」「くに」と「国」…。1~2泊の弾丸旅(往復船中泊)だって、不思議な解放感と、船と温泉の魔法でゆったりゆらり。
    ちょこっと旅のお話、またいつか。

    陽だまりで、しばし歩を止めてしまいます。急速な秋の深まり…冬間近。

  • #946

    サカ (火曜日, 09 10月 2018 23:59)

    各地から多種多様な人々が集まって開催された第2回新ぜみ、とても豊かでぎっしりとした時間を過ごさせていただきました。
    参加出来なかった皆さま、下のokjレポートや、「みんなの★blogs」を読んでぜみを、そして先生のイタリア旅行を感じてください!

    原口さん、菊地さん、次回は必ず一緒にお食事会も!約束です。
    今回お話し出来なかった方々、また参加出来なかった方々、次回は是非。
    ブリスさん、海を越えていらしてください。お待ちしています!

    そして先生、ありがとうございました。すでに次回が待ち遠しいです!

  • #945

    okj (月曜日, 08 10月 2018 23:07)

    帰国直後の★先生から語られた、超ライヴ講義「イタリアとは何か、地中海とは何か」に高揚しています!
    ★先生がブルゴーニュへ発ったのち、ナポリ王国入りを追いかけてプーリア旅を同行させていただきましたが、近代国家としての「イタリア」が吹き飛ぶめくるめくマグナ・グラエキア世界、さらに古代へさかのぼる超他民族地中海世界!
    古代ギリシア、ミケーネ文明、クレタ文明、フェニキア人。イタロ人。リグリア人からヴェネト人、メッサピ人やイルリア人、シクロ人まで。たくさんの都市国家、スパルタ人やアルバニア人。北のゲルマンに対するロンゴバルト族や東西ゴート族。ノルマン人やアラブ人、シャルルマーニュやアンジュー家、神聖ローマ帝国やスペイン王家も入ってくる、あらゆるものが混じりあう世界。ビザンチン文化もロマネスクも、バロックも独自の発達。レッチェのバロックは、反宗教改革としてのバロックとはもはや別次元のもの!土地の石灰岩、レッチェ石のたまものの、舞台のような超バロックの洪水。
    地中海からブリンディシに上陸したものは、アッピア街道をひた走りローマへ。ハドリアヌスやネローネ、皇帝たちの記憶と遺跡。
    クーマの巫女。温泉と神託。アルタムーラの閉ざされた中庭と呼応する、地中海、そこから開かれる扉というアンゲロプロスの言葉。
    4つの海に囲まれて、巨大な山脈を抱く半島。カゼルタ〜レッチェ〜ガッリーポリ〜ブリンディシ〜ターラント〜マルティーナフランカ〜アルベロベッロ〜アルタムーラ〜ナポリ〜クーマ〜ポッツォーリ〜カプリ〜★先生が各地から、旅の驚異と類推の魔法をツイッターに報告してくださっているので、ぜひみなさんも一緒に旅を!

  • #944

    ふじかわ (水曜日, 19 9月 2018 13:32)

    こんにちは。先日、雨の日に恵比寿のギャラリーMalleにお伺いしました。
    6枚の写真は1990年代のものだったと思いますが、もっと昔の、古代の風景にも見え、そうかと思うと、過去と現在が入り混じって時空を超えてしまったかのような瞬間にも見える、ふしぎな展示でした。写真にうつりこむ人々も気になりました。
    ギャラリーの入口のところでお会いしたご婦人の中のお一人が生越さんだったようで、そうとも知らず、ミラージュのお話や私の身の上話まで聞いてくださった魅力的な方でした。トークイベントに参加できなかったのでお会いできて嬉しかったです。okjさんの報告も感謝です。またどこかで参加できればと思っております!

  • #943

    ブリス (火曜日, 11 9月 2018 08:50)

    ★先生、モン・アナログの皆さんお久しぶりです。今年の夏はいつにもまして猛暑だったそうですが、皆さんのご活躍のご様子を伺い喜んでいます。新★ゼミも益々盛り上がって素敵ですね。次回の帰国の時もモン・アナログの行事にお邪魔させて頂くことを楽しみにしています。★先生、どうか良いご旅行を!

  • #942

    ★先生からメッセージが届きました〜! (月曜日, 10 9月 2018 22:07)


    9月8日(土)の講演は猛暑のMalle/トランクのなかでしたが、モン・アナログが多数を占めて、出会いもあったし、懐かしい顔も珍しい顔も見られて、新★ゼミみたいでした。感謝します。
    リュ・ファヴァールの夕食会も、気がついたら第24回最終講義夕食会になっていて、★は熱中症寸前でモーローとしながらも、なぜか元気でした。okjのすばやい第1報もありがとうございます。

    ギャラリーMalleの「ミラージュ」展は16日までですが、★はあす11日にブルゴーニュへ発ってしまうため、もう画廊でお会いできません。五人展なので展示作品は6点と少ないけれど、おそらくこれが最後の展示機会になりそうな写真(光画)ですので、おついででもあったら、出会いに行ってやってください。

    旅の後半は南イタリアのナポリとプーリアへまわって、10月2日(火)に帰国します。リブレリーシスでの大月雄二郎展は6日からで、オープニングにも行きますが、13日(土)には5時からトークショー(予約制)もします。その間に、ちび★ゼミや新★ゼミもあるでしょうから、どこかではお会いできるでしょう。

    『絵本とメルヘン』はもう出ています。図書館の発送、また入手希望の受付はまもなくです。このサイトにも発表されるはず。それまでお待ちください。

    夏のあいだ、★はあまり仕事ができず、北海道についてのエッセーを3本書いただけでした。そのうち「開発こうほう」連載の「室蘭」は10月前半に出る予定です。今回の地震で北海道は「国家」の餌食になる可能性もあるけれど、★にとっては沖縄と同様、これからも希望の「くに」です。なんとか連載も続けられればと思います。

    なお、旅行中になにか出会いがあれば、携帯で頼りなくもあるが、ツィッターで写真を送るようにします。それではまた!★

  • #941

    yoro (月曜日, 10 9月 2018 14:33)

    ギャラリーまぁるで、『蜃気楼 美蕾樹を支えた作家たち』展にいってきました!
    ★先生はご講演で、見るという行為は見えるものを単に見るのではなく、見たいものを見るのであり、そこに驚異が現れ、芸術が生まれるとお話しされました。
    写真は、見たいものに出会えた瞬間を捉える光の画であり、それゆえフレームが大切なのだと。
    画家の合田佐和子さんにも触れ、生前「見るということ」について語り合うことが多かったそうです。
    合田佐和子さんの作品集のなかで、★先生の『目の人 合田佐和子さん』というエッセーに、合田佐和子さんは見たい物を見たいように見、見えたいように描き~と記しています。
    本展では、光がテーマともおもえる★先生のイスラーム世界写真作品が、見るものに蜃気楼のような特別の瞬間を感じさせてくれました。

    ここからあたらしい物語が、そして希望が生まれてきそうです。

  • #940

    mia (日曜日, 09 9月 2018 20:17)

    ★先生のご講演「ミラージュ(蜃気楼)を語る」にとても行きたかったのに参加できなかったので、さっそくのご報告うれしいです。okjさん、ありがとうございます。お話を想像しながら、自分の眼でイスラーム世界の写真を再訪してきます。

  • #939

    okj (日曜日, 09 9月 2018 18:56)

    恵比寿のギャラリーまぁるにて、★先生のご講演「ミラージュ(蜃気楼)を語る」を聴きました!
    ★先生の画廊ミラージュとの出会い、作家さんとの出会い、そうしたことがおこる空間としての存在について語ってくださったように、この日もすでにさまざまな出会いが。
    なんと40人以上がつめかけたのですが、奇跡的にトランク(ギャラリーの名MALLEはトランクの意味)内に全員収納でき、めくるめくミラージュの旅へ。★先生の写すイスラーム世界へ、運ばれていきました。

    蜃気楼とミラージュの語源にそれぞれアプローチし、「見る」とは何か、驚異とアートの本質、分身としての人間の本質、現実の二重構造に迫り、写真…正しくは「光画」…がまさしくそれらを実現する過程を明らかにしてくださいました。★先生が無限の時間と空間の中からただ一点を撃つとき、新たな現実が現れ、見ることの自由と快楽が確立される…それは展示された驚くべきイスラーム世界の作品を見れば、雷にうたれたように、電撃的に理解できます。現実の中にひそむミラージュ、オブジェの発現、無限の浮遊する物語の発生!
    ★先生が光によって描かれることをうながした作品たち…ヒエラポリス、パルミラ、ボスラ、ペトラ、イスファハン、その眼でたしかめてくださいね!

  • #938

    mia (水曜日, 29 8月 2018 08:25)

    ★先生のツイッターは、挿絵入りの短編詩のようです。森に訪れた二人の女優さんは妖精かと思いました。寅さんに出てきたという、北の大地の漁船にも心惹かれます。今日も自由な眼で1日を過ごせそうな予感!

  • #937

    ★先生からメッセージが届きました〜! (水曜日, 08 8月 2018 13:44)


    はせさん、みなさん、ありがとう!久しぶりに東京や京都のパンとお菓子に恵まれて、とてもいい気分です。
    じつは7月の猛暑で熱中症寸前になり、20日ごろにようやく脱けだして森の仕事場に来ていたのですが、こちらもめったにない暑さで、15日間くらいはなにもせず、療養につとめました。
    その間ほとんど人と会わずにいたので、一昨日の来客は話をするチャンスで、ずいぶん喋ってしまいました。
    料理は片手間ですが、いろんなものを出すことができた。集まってきた世界各地の食材、とくに地元・信州や北海道の野菜をたくさん使って、ブリコラージュ作業にふけることができて、久しぶりに楽しかった。
    これも一種のちび★ゼミですね。

    ペネロプさんの偶然の報告も、ありがとうございます!『類推の山』はこんな時代でも、いやこんな時代だからこそ、効力を発揮する本なのでしょう。遊び半分の冒険という自由、希望。

    他方、平沢淑子展は終って、★著『平沢淑子―絵の旅、水の旅』が残りました。恵比寿リブレリー6へ行けばまだずっと手に入ります。

    9月4日から、おなじ恵比寿のギャラリーまぁるでひらかれる5人展(四谷シモン、桑原弘明ほか)については、「開発こうほう」に書いた「ニセコ」についてと同様、ymkさん、ありがとう!
    8日の講演「ミラージュ(蜃気楼)を語る」の予約は、定員20人なので、なんだかモン・アナログが大半を占めてしまいそうです。とすれば、これが「新ゼミ第2回」いや「第1回 bis」かもしれません。
    そのあと、9月11日にはブルゴーニュ~パリ~プーリア~ナポリへ発つので、16日までの展覧会なのに最終日には出られません。★が確実に画廊へ行けるのは4日(4時くらいから)と8日(5時前から)だけです。
    どちらも夕食会があるようで、楽しみにしています。

    もうひとつ、図書館貴重書コレクションの解説つきリスト『絵本とメルヘン』も、そろそろ出るはずですが、刊行時にあらためて案内コメントがあると思います。
    以上、要件のみですが。★

  • #936

    ペネロプ (火曜日, 07 8月 2018 23:00)

    軽井沢のフルコース、美味しそうですね。
    あー、私も夏休みが待ち遠しい。。
    ところで今日ものすごく驚いたことに、職場のときどき世間話するくらいの仲の他部署の同僚と「世の中、デジタルだよね、ついていくの大変。」などと雑談していたら彼女がいきなり「私はフランス文学オタクなの。」と急に言いだすので、「何を読むの?」ときくと「ルネ・ドーマルの「類推の山」が好きなの。明治学院大学の有名な先生が訳した。。」というので思わず先生の講演会にお誘いしました。なんという偶然。

  • #935

    はせ (日曜日, 05 8月 2018 22:13)

    本日、軽井沢の★先生の涼し〜いお宅にお邪魔しました!羊歯の生い茂る山のおうち。到着するやいなや、森の空気、ディアボロ・マント、岡山の桃で歓待。泣きそう。本当に来ることができて、よかった…。
    しかも、わたしが日帰りということで、二回のフルコースを出してくださいました。ううう、先生、無理をいいました。しかし、完璧に調理できてしまうのは、すごい!本当にありがとうございました。

    以下、今日のメニューを記します。
    驚異の献立、ご覧あれ!まじですごいです。

    ■昼食:

    1.葉山経由パルマのプロシュットと信州の無花果、福岡の葡萄、岡山の白桃

    2.★式ヨーグルトソースによる北海道・信州の野菜4種のサラダ

    3.スカモルツァ・ビアンカと花巻の桜桃のコンポート、パリの蜂蜜、白金マーマレード

    4.★式フジッリのジェノヴェーゼ、信州バジリコと葉山経由のパルミジャーノ

    5.★式スープ、北海道野菜各種

    6.デセール:京の夏越川、冷茶

    →星野温泉へ

    ■夕食:

    1.★式ブルスケッタ:信州のトマトと茗荷、オリーヴにボローニャのバルサミコ

    2.★式カナペ:エマンタールと紫蘇とバルサミコ

    3.信州鶏のフュメにパセリと蝦夷ヤマワサビ

    4.★式ヨーグルト・マスタード・大蒜ソースのサラダ

    5.★式ポトフ:スペアリブと北海道・信州の野菜各種

    6.★式アニョーのオリーヴオイル焼、南仏のタイム

    7.★式コントルノ:北海道シイタケと野菜4種のポワレ、埼玉のローズマリー

    8.デセール:横浜経由の4種ソルベと京都の晩柑ジュレ、カフェ

    予備の★式ペンネ・アッラビアータは食べられなかった。悔しい。

    これ以上はないというほど澄んだスープ、意外や意外のブルスケッタ、ビンゴすぎるカナペ、さすがのスカモルツァ・ビアンコ、プロシュートと無花果、コントルノ…ああ、いま思い出すだけで、くらくらする。めくるめく黄金の時!!
    先生のヨーグルト・マスタード・ソースはやばいです。うますぎて無限のループ。

    グルニエ・ア・パンとドンクのパンをこれ以上食べたことはないってくらい食べてしまった。
    老松の晩柑ジュレはこの時期、最高だった!

    女医が向いている分野の話とか、日本人が物を考えられないようにされてきたさまざまな歴史的経緯、さまざまな思惑など、貴重なお話ばかりで、心が震えました。
    武満徹の御代田も、なんか懐かしい感じがして、しみじみしました。

    原稿を書かねばならぬのに、こんなにうまい時間をくださり、ありがとうございました。

  • #934

    ymk (水曜日, 01 8月 2018 10:48)

    「開発こうほう」8月号に掲載された★先生の紀行文は、すでにはせさんからも報告がありますが、ニセコに潜んでいる記憶をたどりながら、近代・現代の抱える問題をそれとなく浮かびあがらせる批評的エッセー。いま北海道を知ることの必然性がそこから見えてきます。

    恵比寿のギャラリーまぁるMalleにて、「蜃気楼美蕾樹を支えた作家たち シリーズ Ⅰ」(企画:生越燁子さん)として★先生、桑原弘明さん、恒松正敏さん、松島智里さん、四谷シモンさんによる5人展が開催されます。
    会期は、2018年9月4日(火)~ 9月16日(日)

    9月8日(土)17時からは★先生の講演「ミラージュを語る」も予定されています。要予約。定員が少ないようですので、早めに電話予約することをお勧めします。
    https://galeriemalle.jp/archives/6718

  • #933

    はせ (火曜日, 31 7月 2018 21:37)

    ひや~~っいいな、瀧口展のあとの、巨大穴子天丼!壁画喫茶?どんなんだろ?
    ★先生の周りには驚異がいっぱいですね!

    「開発こうほう」8月号に★先生の「ニセコ 「日本と思えない」ところ」が掲載されています!
    有島武郎って興味深いひとだったのですね。無政府主義者クロポトキンに私淑したなんて、知らなかったです。「弱肉強食」の「格差社会」に生きるわたしたちには、有島の唱えた(そしてニセコ町の「基本条文」が継承している)「相互扶助」の精神が非常にまぶしくみえます。
    先生の有島記念館の写真、日本には見えません~。北海道の有名な観光地ニセコは、意外や意外、「誰もが地球の住民」って感じの、国際的な場所であることがよくわかりました。先生、ありがとうございます。

  • #932

    okj (日曜日, 15 7月 2018 21:45)

    今日はプチ★ぜみで、ゴードン・マッタ=クラーク展と「瀧口修造と彼が見つめた作家たち」展へ!
    その後、天ぷらはちまきの巨大穴子天丼から、壁画喫茶まで、類推が点滅しつづける不思議ですてきな一日でした。
    瀧口展では、★先生が野中ユリさんと当時一緒に仕事をした彷徨引力を見ることもできます。
    とびきりの瀧口さんのデカルコマニーや、コーネルのなかでもひときわ特殊な作品も。

    数日前には上野でも、プチ★縄文★ぜみが発生したそうですね!★先生と旅する縄文、どんなにすごかったかと想像をめぐらせています。

  • #931

    ブリス (日曜日, 24 6月 2018 19:10)

    ★先生、モン・アナログの皆さん、
    今回の帰国でも大変お世話になり、ありがとうございます。今年は今までにもましてハードスケジュールでしたが、大満足のたびでした。はじめの盛岡、札幌、小樽、稚内、礼文島、屋久島、金沢、糸魚川、もちろん東京や軽井沢でも、美食の限りをつくした感じです。ぜみのおともだちとの再会や、旅先の新しい出会いも素晴らしかったです。
    昨日の朝、無事帰国しましたが、さすがに疲れて、一日中休みました。今日は日曜日なのでいつものように洗濯や買い物ではじまり、夕食には4時間半かけてこひつじのかたにくの丸やきをしました。留守中、夫はワイナリーツアーを楽しんだようで、家のなかはワインだらけで、昨日はシャンペン、今夜は地元のシャラズワインを楽しみました。今日も青ぞら、でもこちらはふゆなので、朝夕は寒かったです。

  • #930

    小夏美樹 (土曜日, 23 6月 2018 23:30)

    Okaさん
    ありがとうございます!
    ★先生の、森の、御宅の、写真は、ツイッターで、ほれぼれ、しておりましたのですが
    もうもう、わあ、素敵、とにもかくにも、あれやこれやと、素敵
    それに、美味しそう……でありまして
    これぞ、おすそわけにあずかる、というところでしょうか
    拝読、いたしまして、にこにこに、しあわせな、心地、で、ございます。

  • #929

    Oka (土曜日, 23 6月 2018 12:57)

    日帰り軽井沢ミニゼミ

    ブリスの脅威のパワーで前日までの土砂降りが晴天!
    澄んだ高原の空気と楽しい会話、石川セリの歌う武満徹の曲をバックに、ブリス持参のサンダーエッグはじめ石の話やら、ブリス屋久島体験話など、話は尽きず、
    ★先生昔の写真、旅のアルバムをはさみ、
    以下、懐かしくも優しく美味しい★特製フルコースをいただきました!幸せなゆったりとした午後を満喫。
    1.トマトとオリーヴの★式ブルスケッタ
    2.エメンタールとシソの★式ブルスケッタ
    3.パルマのプロシュットと信州のイチジクと山形のサクランボ
    4.信州の野菜5種に★式ヨーグルトソース
    5.花巻ヴィオレ製のサクランボのコンポートとバルサミコを添えたスカモルツァ2種
    6.ニセコの黒ニンニクとルーマニアの蜂蜜を添えたアミラの胡桃パン

    中休:お茶に焼菓子

    7.フジッリの★式ジェノヴェーゼと信州のバジリコ
    8.牛スネ肉に根菜中心の★式ポトフ
    9.仔羊の★式グリルにアスバラガスとルコラ
    10.デセールにエクレールなど、おみやげ各種とカフェ

    ★先生、濃密な幸せなひとときを、ありがとうございました!
    SAKAさん、ブリス、ご一緒させていただき感謝♡
    ブリス、無事にブリスベンに着きましたか〜?

  • #928

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (金曜日, 22 6月 2018 12:33)


    先日の投稿で、うっかりまちがえたところがあるので、訂正させてください。7月8日(日)リブレリーシスでの講演「平沢淑子さんの思い出」は17時からではなく、《15時から》です!

    AZさん、ありがとう!チビ★ぜみというのは、あんなふうに自然発生するのですね。あんなふうなら、日常的に可能かもしれません。
    7月8日講演も、夕食会がありますから、チビ★ぜみになるでしょう。電話予約が必要なので、希望者はいまのうちに。

    いま森の仕事場に来て、療養と執筆準備につとめていますが、昨日はブリスとOKAさん、SAKAさんが日帰りで来訪。昼から晩までの長いフルコースを出して、いろいろ話して写真や音楽をまじえて、楽しくすごしました。ありがとう!これもチビ★ぜみでした。

    連載「すばらしい北海道」の第3回は「ニセコ―〈日本と思えない〉ところ」を書きました。「開発こうほう」8月号に掲載です。
    6月30日から7月5日まではまた北海道へ。講演はありませんが、久しぶりにオホーツクから道東を歩いてきます。

    なお、近く公開される香港のデモのドキュメンタリー映画『乱世備忘』は必見です!輸入会社・太秦の依頼で、パンフレットにコメントを書きました。インタヴューも受けるかもしれません。

    以上、訂正と報告まで。★

  • #927

    AZ (木曜日, 07 6月 2018 12:35)

    雨の午後、ちび★ぜみで、練馬美術館「池田龍雄展」へ。
    先生の解説あってこそ、より作品への共感を覚える。

    90歳の作家の作風は、長ーいキャリアのうちに何度か変わって行くが、硬質で繊細なペンとインクの線、それから、ピュアで率直な印象の、透明度の高い美しい色彩が、どの時代にも通奏低音みたいに流れている。

    1番心に残ったのは、アーティストとして生き続ける作家の存在感。
    90歳の今も現役で製作するアーティストの迫力の前では、この存在感を形容する言葉がみつからない。

    ちび★ぜみは、「ちびトリップ」仕立てにもなっていて、練馬区から、杉並区阿佐ヶ谷に南下して、
    お夕食はnさん行きつけの「ターキッシュキッチン・イズミル」にて。

    新鮮な食材とシンプルな調理が、こちらもピュアな印象で、今度は味覚を刺激された。
    即興的で自由な雰囲気の素敵な「ちび★ぜみ」

    こんなところに行ってみたい。とリクエストがあれば、★先生もまた応えてくださるはず!

  • #926

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (木曜日, 07 6月 2018 12:08)


    いろいろありがとうございます。6月2日に用意されていた新★ぜみ第1回は、定員のある特殊な場所でしたが、懐かしいメンバーも多く、なんだか安心してお話ができました。もはや戦時とかわらない(それを知らずにすましている人の多い)こんな時代に、めずらしいことかもしれません。今後も体調さえ許せば、ご要望に沿えるだろうと思います。

    昨日はnさんの提案で、池田龍雄展とトルコ料理店へ6人。自然発生的・ゲリラ的?な「プティ★ぜみ」「チビ★ぜみ」もあるということですね。展覧会でも映画・演劇などでも、なにか発案された場合には個別にご連絡ください。とにかく忖度・自粛・遠慮はやめましょう。

    7月8日17時から恵比寿リブレリーシスでする講演「平沢淑子さんの思い出」は夕食会もあるので、「プティ★ぜみ」にすることができます。ツイッターに出るはずですが、もうすぐ電話予約がはじまり、30席先着順なので要注意。この日には同画廊で、新著『平沢淑子ー水の旅、絵の旅』も発売されます。

    今月末にはまた北海道へ行く予定があり、夏は森の仕事場にいることが多いのですが、9月4日からはやはり恵比寿のギャラリー・マールで、四谷シモン、桑原弘明などとの「五人展」に加わり、★は写真(シリアやイランのもの)を出品します。 おそらく9月8日(土)には講演もして夕食会もあるはずですなので、これもチビ★ぜみになるでしょう。

    そのほか、日々の主だった仕事や出来事については、ツイッターに書くようにしています。メディアに隠蔽・歪曲・誘導の蔓延しているこの時代には、ツイッター(フェイスブックではない)をうまく利用する必要があるので、みなさんにも登録をお勧めします。★

  • #925

    yukinko (木曜日, 07 6月 2018 09:28)

    こんにちは!
    昨日は先生と阿佐ヶ谷イズミールに行ってきました。
    プチぜみ でした。
    私は池田龍雄 展には伺えませんでしたので★先生の言葉から想像ふくらみました。

    阿佐ヶ谷のプチ イスタンブール! 素晴らしかった。

    どこでも旅、ゲストブックを読んでも旅している気分。

    貴重な場所です。

    小夏さん、カキコミ
    ありがとうございます!

    文責はそれぞれが持ち、

    私も賛成! それこそ どこかの政権みたいですものね〜

    みんなが色んな事を書き込める場所であってほしいです。

  • #924

    小夏美樹 (水曜日, 06 6月 2018 22:10)

    第1回「新★ぜみ」に、参加をさせていただきました。

    先生いわく
    「自由とは永遠に自由になろうとする行動」

    ……人は、自由では、ない、ただ、自由ではないところから、自由になろうとする、不断の行動が、「自由」であると、私は、理解しました。

    また、先生いわく
    「事実にもとづかないものは、意味がない」
    「旅とは、多様性とのそうぐう」
    「『国』、country。『国家』、state。
    だが日本では、その、違いがない」
    「自分の育った環境、という意味において『国』があるべきなのに
    日本では、『国』と『国家』が、つながっている」
    「『国家』が『国』に対して戦いをいどんでいるのが、今の、日本」

    (以上、★先生の、お話から、私が勝手に、受け止めました、内容です。
    したがいまして
    上記の、内容の責は、すべて、私に、あります。)

    モン・アナログの、みなさまの、言葉

    巖谷先生の、おことばが、ちいさな、わたくしに、勇気を与えてくださいます。

    ありがとうございます。

  • #923

    はせ (水曜日, 06 6月 2018 19:18)

    北海道にも東京にも行けていないよ〜〜
    みなさま、すばらしいご報告をありがとうございます。なぜ行けなかったのか、悔しくてなりません!
    先生のすごさは無限にあげられますが、壮大な視野・世界観はやはり例外的ですね。
    ブルトン「自由とは永遠に続く反抗」の引用…涙がでました。

    『開発こうほう』第2弾にも救われました。
    ありがとうございます。

  • #922

    MKato (火曜日, 05 6月 2018 17:50)

    第一回「新★ぜみ」に参加しました。感想などを少し。

    本題の「北海道について」、今まで自分がいかに北海道について無知であったかを痛感。まさに驚くばかり。

    本州以南とは異なる、その自然・風土・文化・歴史によって形成された北海道の独特な「くに」のかたち。そこには沖縄の独自性との共通点もあるのでは、との指摘になるほど、と。今まで辺境としての沖縄を考えることはあっても、北の果ての北海道も同じように辺境の地で独自のありかたをしているということは、なぜか頭から抜け落ちていた。また、国がなければひとつながりのシベリア~カムチャツカ~千島列島~樺太~北海道、シベリア~ベーリング海峡~アリューシャン列島~アラスカという広範な地域にまたがる北方諸国・北方民族圏がかつてはあったのだということ、その壮大さを思うと胸が躍る。

    先生からいろいろ配布していただいた資料のうちの『旅人類04』、帯広の『真鍋庭園』についての一節にこう書かれている。

    案内パンフレットの表紙に「これが日本か。」とあった。十勝らしくておもしろい。答えは「いや、日本ではない」でもよいし、「そう、日本なのだ」でもよいだろう。どちらにしろ日本についての通念をくつがえす庭園だということだ。少なくとも「国家」に従属するものではない「くに」としての北海道の、そして十勝のプライドを感じさせるキャッチコピーである。

    あらためて「国家(state)」と「くに (country)」の違いを確認。

    わたしたちはたまたま、ただ地理的に「日本」というところに住んでいるのであって、そこにさまざまな多様性をもったひとたちがたまたま、いるということ。世界的に見れば、それは当たり前のこと。多様性を生きるということ。カタルーニャやバスクのことなどが思い浮かぶ。

    ところが現在の日本は「国家」が「くに」を蹂躙し続けているのではないか、と。

    「国家」は「くに」の多様性、たまたま住んでいるひとの多様性を認めないかのよう。

    講義の前に先生が雑談のように話された自由についての話につながっていく。さてでは自由とか何か。 まず前提として人間はもともと自由ではないということ。

    アンドレ・ブルトンは「自由とは永遠に続く反抗」だと言った。

    瀧口修造は「絶えず自由になろうと闘っているのが自由」だと言った(そう言えば瀧口修造は戦時中その前衛思想が危険視され、投獄されたのを思い出す)。

    自由とは、自由になろうとする過程が自由なのではないか、と先生。

    ところで日本の民主主義は自分たち民衆の力で獲得していったという経験と記憶を持たない。民主主義も絶えず掴み取っていこうとするその過程こそが民主主義なのだろう。先生お勧めの映画『乱世備忘 僕らの雨傘運動』では香港のそんな若者たちの「過程」の姿が描かれているようだ。どうしようもない現在の日本にとってもその「過程」を経験する、今がチャンス!なのかもしれない、と思った。

    ここのところの理不尽やでたらめがまかりとおっている政治や「国家」の状況にうんざりをとおりこして少し鬱々となっていた自分がいたのだが、講義を聴いて、なんだか胸のつかえがとれたような気分。先生のシュルレアリスムははば広く深い!

    人間は誰でもいつかは死ぬのだし、人類は何年後、何万年後かはわからないけれどいつかは滅びるかもしれないし、地球もいつかは破局を迎えるのかもしれない。でも、そうならば、そうだから、「絶えず自由になろうと闘っている自由」を選ぼうと思う。日本にはたまたま住んでいるけれど、 のびのびと闘っていけたらいいじゃないか。こわいのはむしろ忖度して同調して傷ついて壊れていく心の方だ。

    「J’ecris ton nom ,…Liberte」(エリュアール)、ノートや机や木やそこらじゅうのものに「自由」と記す自分の姿を想像する。

    貴重なお話とたくさんの資料をご用意くださった先生(大変なこと!)に感謝します。スタッフの方々のご労力にも感謝、ありがとうございました。これからは「記憶」について語っていきたいとおっしゃる先生、次回はどんな講義になるのでしょうか。楽しみです。

  • #921

    Mont Analogue事務局より (月曜日, 04 6月 2018 11:30)


    みなさま、こんにちは!

    violetさん、北海道での★先生のご講演の詳細なリポートをありがとうございます!濃密なリポートに想像をもくもくと膨らませていますよ〜。

    そして事務局からも、6/2にあった第1回「新★ぜみ」のご報告をブログにアップしましたので、お知らせ申しあげます。

    ★先生、ぜみを復活してくださいましてありがとうございます!今後もますます連続した講義、★先生の記憶をたくさんたくさん聴かせてくださいね。

  • #920

    violet (日曜日, 03 6月 2018 14:10)

    そーか、昨日は新(続?!)★ぜみ出帆!でしたね。何度でも行きたい北海道!…行けずに残念。
    miaさん、読みときを!ご指摘をを!ありがとうございます!やっちゃった…顔面蒼白ありえない。ボーダーはボーダーもちろんその通りです。焦りは禁物、他にも何か??冷や汗タラタラ第2弾。

    5月26日、『澁澤龍彦論コレクション』出版記念★講演会「澁澤龍彦とは誰か」(小樽文学館)も!受講してきました。5年前には同館を「瀧口修造とシュルレアリスム展」が巡回。★著図録超序文、講演会も開催された。
    「巖谷先生と瀧口さんと澁澤さん、3人の出会いはシュルレアリスム界にとって大切な出会い」と館長ご挨拶にもあったが、今回のご講演では小樽在住歴もある瀧口さんとの関わりも随所に盛りこまれる。5年前同様、終始受講者との呼応を感じる、いい雰囲気に包まれた講演会だった。

    5月号は「小樽 失われた故郷のように」…4月から★エッセーの連載が始まった『開発こうほう』の新号が皆に配られる。ブラキストン線がある北海道を一つのcountryとして取り上げ、土地・風土から北海道を考え直す、と北海道について書くにあたってのご趣意を…つづけて小樽のイメージを語られた。
    旅の記憶、手宮前洞窟の先住民の彫刻まで…小樽の個性への懐かしさ、(澁澤さんも幼年期に暮らし)かつては海も見えていた★故郷・高輪と似ている懐かしさ。また、個人的懐かしさ以上に普遍的なものにつながる小樽。何かが失われているという空気・文明の進歩についていかない、断固として人間でいようとするムードが…。リスボン・バルセロナ・ナポリ・ジェノバ・アレキサンドリアと共通し、港町に多いという。

    この日に合わせて「1日限りの澁澤龍彦 超・特別展」が設営された。「澁澤さんとは誰か」そのとっかかりともなる先生や瀧口さんたちとの親交を物語る書簡や筆談メモなどの展示品…澁澤さんから瀧口さんへ宛てた手紙は緊張して書かれていて、敬意が感じられる特別なもの!ほんとうに明るい人で、声を喪失してもものともせず、筆談メモも笑いながら…「笑い者にしてください」とまで…★。

    ところで、演題を「澁澤さんとは誰だったか」と過去の人にしなかったのは…
    肩書でイメージができてしまうし、過去の人ではない。実は、まだ生きている不思議な存在!亡くなってからのほうが読者が多く、ミーハーは「澁澤系じゃない?」なんて言う。若い人は死んだことも知らない。
    さらに!目にする写真は、龍子さんが選んでいるからカッコイイのばかり。篠山紀信のシノラマ効果で!?書斎は宮殿のよう!読者は、イメージで澁澤さんをつくってしまう。
    芥川龍之介や太宰治(や有島武郎)も写真が若いままカッコいいけど、彼らは悲劇的…「さん」とは呼ばない。若い人は澁澤さんを悲劇的に見ていない。澁澤「さん」!と呼びたくなる存在。
    一方、反体制的イメージが大きい団塊世代は「シブタツ」「シブサワ」。読者によって呼び方がちがう。
    澁澤さんにつきまとうイメージ、イメージでつくられた澁澤さんがある★

    先生は、できあがってしまったイメージを払拭するかのように、「澁澤さんとは誰か」…ほんとうの澁澤さんを、★記憶からも伝え通じて、偶然出会った3人の友人にも共通する、その一貫した生き方を今の時代に、未来につなぐべく説かれていった。
    先生が瀧口さんに呼ばれたのは20歳になってすぐのこと。肩書ではおさまらない「ものを書く人」以上に「生きる人」。組織に属さず、いかなる同調圧力にも屈しない。年齢に関係なく「人間」対「人間」のおつき合い…世代を超えた関係をつくってしまう。瀧口さんのひとつひとつの言葉が、鉱石のようにのこったという★。

    澁澤さんとの出会いは新宿。枕詞のように「異端」とついていた異端のヒーロー的存在は、こわもてに見られていたけれど、実はストレートで子どもみたいな人だった!説明しない、陰がない、明るい。周りからつくられた澁澤さんは、アウトサイダー的にとられがちけれど、アウトでもインでもない。たった一人の生まれたばかりの人みたい!同時に老成である。生々しい青春時代がない。
    『夢の宇宙誌』…「自分は子どものような生き方をしたい」~意識的に子どもであろうとするモラルを生涯貫いた。
    澁澤さんは遊びとしてやった『血と薔薇』宣言「インファンテリズムとしてのエロティシズムを貫く」。
    一般的なイメージのエロではない。人間が文明化する以前の、純粋な生き方としてのエロティシズム。オブジェとしてのエロティシズム。その延長にインファンテリズムがある。幼稚・我儘に非ず。
    秩序を攪乱してしまう、オブジェを旅してゆく、子供としての生き方は今の時代にも貫く必要がある!と★。

    そうして、生きかたでもある澁澤さんの文学へ~空洞・自由
    必ず「私は…」いつでも「私」がある。自分のことばかり、好きなことしか書いていない。批判をしない。唯一は、(国家が企てる欺瞞的な)「万博を嫌悪する」。
    表現主義的なもの・内面が出てくるものが嫌!澁澤さんは内面がない。自分(空洞)が何なのか?常にそれを探して旅をする。自分で自由であろうとしつづけた澁澤さんは最期まで反体制的。我々は操作されている人形みたいなもの…人間はもともと自由でないとわかっていて自由であろうとすること・自由になろうとする行為が「自由」!「私は誰か?」…だから、ものを書く。その問い、追及が澁澤さんの文学。

    変化の人・澁澤さん。自分を定義しては、次の本でそれを壊す。一作一作変化してゆく。変化してゆく「私」を持っていた。『夢の宇宙誌』では「私たち」、『胡桃の中の世界』では「私」~籠るのではなく胡桃の中からユークリッド的に宇宙がひろがる。どんどん変化してゆく。どの時代の澁澤本を読むか…で異なるイメージ。

    記憶の人・澁澤さん。記憶とは体験。体験がくっきり記憶されていて、子どものときの記憶を一切失わない。
    文学は記憶からつくる!既に書かれたことの記憶、その組み合わせでつくられる(コラージュ)…澁澤さんの方法論。盗むのではなく、どこかで言われたことと結びつけなきゃ気がすまない。オリジナルに考えるけど、出典を調べる~それらは創作ノートに遺っていて、すべて説話がもとになっている。9世紀実在の高丘親王に「モダンな」…の表現。すべての時代が同時代~アナクロニズム。時間錯誤に加えて場所錯誤も。
    死ぬつもりはなかった澁澤さん。遺された『玉虫物語』構想~変幻自在の主人公がいろんな時代に出没。

    澁澤小説には近代的自我(おとなの世界)がない。近代的自我による小説を否定し、表現しない~小説は現在形。好きなのは泉鏡花・稲垣足穂…宮沢賢治。三島へは恩義あり。近代以前のものに自我はなく、西洋化に伴い近代化~明治以降、心理の表現が近代文学の主流に。18世紀以降の近代には自我があり、個別の自分を大切にするようになった。澁澤さんに自我の苦悩はない(1年に満たない)けれど、自分の人生を…クルっと珠を投げかえして、生涯を円環にして終える!まだ生きているとも思わせる。生涯の閉じかたがカッコいい!★

    最後に展示書簡等を読みながら、さまざまな人とのめぐる親交に、「澁澤さんとは誰か」とき聞かせてくださった。ほんとうに特別な瀧口さん宛て手紙…死、先生、生涯を共にする野中ユリ・瀧口さんによって発見されて澁澤さんを美術の世界に導いた加納光於、堀内誠一、三島……。身近に…その場に居合わせているよう…澁澤さんが生きているかに!

    「澁澤龍彦とは誰か」というのは文学研究とは違う。澁澤グループでも一派でもない。距離をおいた関係で、生涯の友。瀧口さんとも澁澤さんとも偶然!偶然の出会いで始まる!自由であろうとしている!と★括られた。

    夕食会には、なんと「十勝ヒルズ」のハンガリー国宝級マングリッッァ豚がナスといっしょに現れた!ここでも和風に料理。アスパラガス、青豆大豆湯葉にチョコンとのった雲丹…★先生もちろん、みんな超歓喜!歓声!食べ物の話に花咲きまくった夜でした!
    この日も、先生、みなさま、ありがとうございました!

  • #919

    mia (日曜日, 03 6月 2018 12:55)

    violetさん、北海道での巌谷先生旅のレポートをありがとうございます。
    いっしょに想像の旅ができます。うれしいです。#916レポートにある「ボーダーガーデン(ボーダーは教会の意)」のボーダーは境界のことで、きっと変換まちがいですよね。 流れでそう読み取りました。

    昨日の第1回新★ぜみに参加させていただきました。北海道のお話すばらしかった。
    北海道とは、北海道なんだ〜と思いました。わたしはたった一度しか行ったことがありませんが、植物も動物も空気感も文化も独特で、違う世界に来たように感じ、普段はつかっていない自分の感覚が開かれたあの日の記憶もおもいだしました。★先生の、さまざまな話題が巡りめぐるお話をうかがいながら、それがなぜかということ、わかってきた気がします。参加させていただき、ほんとうによかったです。ありがとうございました。

  • #918

    小夏美樹 (金曜日, 01 6月 2018 19:01)

    violetさん

    ありがとうございます!
    北海道、行きたかった、参加したかったのです。

    じっくり、読ませていただきます。
    嬉しい!

  • #917

    violet (金曜日, 01 6月 2018 18:58)

    #916を先に…本文#916だけでもお読みくださいね。こちらは貼付資料(付録)、庭園の定義を探られた後、歴史に世界の庭園をめぐり見た長旅の記録です。長文回避のつもりが…おまけにややこしくてごめんなさい。

    ◇古代メソポタミア~ギルガメシュ叙事詩・森の神と戦って失楽園、イナンナの園を求めて旅へ…「自然」は女性名詞・「自然」は母。宮殿の上方にあるバビロンの架空(空間)庭園…

    ◇古代エジプト~墓所壁画に配された池と植物、来世の楽園か?ただ一人の女性ファラオ~ソマリアから豊かな植物を運んで庭園造り~見る食べる区別不要。ナイル川の西には死者・東には人間~架空庭園とイメージつながるモダンで巨大な葬祭殿、広いテラスに植樹跡。エレファンティネ島の庭園。

    ◇古代中国~園と森がつながってる「園林」、地方丸ごと庭園~世界の縮小形、山水を庭園として感じとる道教の世界観~山あり谷あり仙人が住む

    ◇古代ペルシア~死んだら、かつて住んでいた「楽園」へ…生きているうちに楽園の予習!?!「庭園の宗教」ゾロアスター教は、キリスト教等他宗教への影響大。死んでから行く場所を用意するのは日本庭園も…。浮かび上がる人間にとっての本質的生死の世界。

    ◇古代ギリシャ~紀元前17世紀・テラの壁画の楽園のごとく花咲き鳥飛ぶ世界、アルカディア神話の描写、アクロポリス下の植物文様庭園

    ◇古代ローマ~黄金時代と呼ぶ。ウェルギリウスの詩、紀元前2世紀~旅する皇帝の思い出を一気に集めた小宇宙ハドリアヌスの庭園・壁画は庭園!それぞれの家に庭!ポンペイ~千歳に長く住んでいたヤマザキマリ登場!『プリニウス』も関係のある庭園は、多様な文明を共存化した古代ローマ文化の重要な部分。

    ◇中世ヨーロッパ~キリスト教がひろがる~修道院の中庭、死と永遠の象徴・糸杉、世俗民の薬草園…

    ◇イスラーム世界~中世時代に最高の楽園!イスラーム帝国の特徴にも庭園、暮らす場所の拠点・オアシスの縮小形として発達。亜熱帯植物・アラベスクのタイル・無限に出る泉~音・香り・風…五感すべてに訴える庭園は楽園の縮図!アルハンブラ宮殿、タージマハール、イスファハンの庭園は気絶するほど美しく★5本の指賞もの!と先生。「死んで楽園にいく必要はない。ここが楽園だから。」引き重ねられた最後の王のことばも気絶もの!

    ◇日本~「自然」と共生していた縄文・アイヌ文化時代の暮らしに定住の概念はなく、家の周りのある平らな空間・集まる広場が庭園の原型…原始自然信仰。千利休以降急速に発展…山水の影響で洗練された。石庭、枯山水、借景、瞑想的な盆栽・箱庭など…庶民が植物をとても愛した江戸時代。
    明治以降、庭園は衰えて盆栽もキッチュなものに…精神性がない日本庭園はテーマパーク的。植物体系が異なる北海道では真似ごとでしか造れない。

    ◇新大陸~マヤ・アステカ文明に熱帯樹のすばらしい庭園。スペイン人驚嘆!湖上の島そのもの庭園。

    ◇ルネサンス~イタリア式庭園…ビザンチン・イスラーム文明を通じて古代ギリシャ・ローマを学びなおしたルネサンス時代~盆地のフィレンツェは斜面にヴィッラを造って菜園・果樹園・薬草園・川を流してイタリア式庭園に。新大陸発見~ヨーロッパは15世紀に始まる。
    マニエリスム期になると驚異・不可思議な庭園が!怪物彫刻・グロッタ・びっくり噴水・前述の恋人用迷路~バロック様式庭園

    ◇フランス式庭園~17世紀、ルイ14世全盛期はヨーロッパ文化の中心地域~イタリアで研究したル・ノートルの設計による周囲40㎞の途方もないヴェルサイユ庭園。斜面に非ず、無数の噴水・運河・洞窟!植木鉢・刈りこみ花壇…平面幾何学式フランス式庭園は、「人間の理性が世界を支配する」デカルト思想を反映。ヨーロッパじゅうが真似た。

    ◇18世紀には前期への反動~時代の要請で、柳・蛇状の川など曲線を取り入れた自然(フランス風景画家)を真似るイギリス式庭園がひろまる。

    ◇近・現代の庭園~ごちゃ混ぜのキッチュなもの、ロマンティシズムを自然で表現(イギリス式)…。
    また、市民がゴロゴロできる大衆のための囲われていない公園(パブリックガーデン)が発達~小石川庭園に次いで古い北大キャンパス。
    ガーデニングが一般化するが、一番盛んだったのは江戸時代かも(主に植木鉢)…朝顔市・ほおずき市・盆栽~酒井抱一を筆頭に植物画も流行(18~19世紀)。現代庭園はモエレ沼公園などアートと結びつく。
    ↓  ↓
    と、原初の森・札幌にもどったところで十勝4庭園と、イサム・ノグチの世界をめぐり見たのでした#916


  • #916

    violet (金曜日, 01 6月 2018 16:44)

    ぱんださん、小夏さん、きっとみなさんも★文章・写真や記憶に想像に小樽旅を…
    北海道に行ってきましたよ!お二人よりは距離的に近くって、十勝~札幌~小樽3日間の弾丸旅。
    第一弾は25日の札幌★講演会をちょいと??リポート。北海道について「旅」をテーマにお話されてきた非公開セミナーで、3回目となる今年の題は「北海道の庭園 風土と観光」。主催するD社・I氏のご厚意で受講が叶った。#917に付録記録

    「札幌はすばらしい庭園都市!札幌全体が、北海道全体が庭園のよう!」まずは大好きな北海道を大絶賛★
    gardenがgar(囲う)den(エデン)から成ることをあげ、「庭園とは?」その定義を各語源から探りといていった。
    には(ぱ・ば→場)/庭/園/ garden/jardin  orto/hortus ~これら言語には、(建物の近くの)囲われた、(何か浮かびあがっている)ある空間…そこへ旅立ちめぐるイメージがあるという。
    またparadise/paradisは、もともと「庭園」。あらゆる宗教に語られていて、この世にないものが語源。

    美しい自然界そのものの森と共生し、一体化していた人間。楽園である森を追われて農業(定住)を始め、都市国家を形成~文明が始まるのだけれども、依然として人間は「自然」の産物だ。
    失ってしまって、もどってこない何か…もともと住んでいた自然界の記憶を再現しているのが「庭園」で、そこには本来の自然界の粋(すい)がある、と★定義。

    なぜか懐かしかったり、あの世の写しだったり。失楽園・楽園喪失が人間の運命で、庭園の始まりだったことはギルガメシュの物語にも…と、先生のお話に歴史をたどって世界の庭園をめぐり見る旅へ!
    逆も真なり!?森を出たことで人間は庭園を造る運命に…。どの文明にも、宗教などその時代や風土を反映・象徴するかの庭園が存在していたことに感嘆!底なし枠無し★渦巻き庭園玉手箱に驚嘆!つぎつぎ現れる庭園を想像見るほどに、目ざめよろこぶ五感!広がりひろがる辺り…。
    植物でつくった恋人用迷路がマニエリスムの時代に流行ったというお話があったけれども、ライヴ講演旅は宇宙規模の庭園迷路に迷いこんだよう!もはや何処の誰かわからぬ自分とも出くわしながら、ひとつになったかの楽園をさまよい遊んでいた。(長旅の記録は次#917に付す)

    札幌を発って古代メソポタミアから古今東西の庭園をめぐりにめぐって、現代は北大~モエレ沼公園。円環の旅?!いつのまにか原初の森を感じる北海道に!では、つながりつながる北海道の庭園は?

    一輪が大きくて花びらが厚い!あちらこちらで群れ咲く原産メソポタミアのオリエンタルポピー!
    乾地の花・シベリアあやめは北海道の驚異!シャクヤクが野の花のよう!咲き乱れるクレマティスも野生の花のよう!本州以南ではあまり出会えない乾地にしか育たない植物たちが!昨年初夏にめぐられた十勝。
    旅や庭園や植物についてのご著書も多い★先生を驚かせ、うならせた、個性的で多様性のある4つの庭園(植物)と、何度行ってもすばらしい札幌はイサム・ノグチ(作)の世界(前者『旅人類Ⅳ』・後者『開発こうほう4月号』にご執筆)を、★写真を見ながら案内していただくことに!

    まずは、十勝の庭園に自ずと表れる魅力でもある特徴を、本州以南とは異なる歴史や地勢や気候風土などから話してくださった。 弥生式古墳文化がなく、縄文から近代が始まってしまう北海道はcountry(くに)。弥生式が基礎にあるstae(国家)に属していないから、庭園も日本庭園という伝統に縛られる必要がない。
    北海道のなかでも、官主導ではなく民間によって拓かれた十勝平野。
    とりわけ広大な十勝の農地は北海道そのもの!人が見えない。岐阜県並みの面積にして人口34万(内約半数は帯広)、人口密度が極めて低い。…が、世界の多くの国と同じくらいとか~人間らしい暮らしともいえる!?
    歴史的必然もなければ植生も本州以南とは異なり、広いところにつくる庭園は、現地にいた人が懐かしんで造ることはあっても、単に真似して造っても日本庭園にはならない。ヨーロッパ北部やカナダにちかい庭園だという。
    空気は乾いてさわやか!森も草地も多い。ここではかわいい花も野性的!ちまちましてなくて、ごつくなる。さあ、いよいよ北海道の庭園めぐりへ!

    ◇正攻法で自然を生かした「千年の森」。放置されていた農地に、まさに人工的に自然の森を!これから千年かけて自然と共存していきたい、と。北欧のよう!イギリス人を呼んでつくられたイギリス式庭園。入口には何もなく、すぐ森!放置されている美しさ!自然は人間に支配されるものではない。
    水も空気も美しくする麦飯石・カムイの(宇宙を表す)サークル・香草が多いファームガーデン…

    ◇遊び心のある北海道的(国際的)発想あふれる「十勝ヒルズ」。気候風土が似た大平原だけの国・ハンガリーから国宝級マンガリッツァ豚を移植。ハンガリーから招いた高名なシェフに任せるレストランの、ハンガリーにとらわれない日本的に料理されたマンガリッツァ豚(旨い!★)・エントランスにいる必然性のない素焼きのライオン像…。長い留学生活体験を経た後、若くして経営を任された経営者(現専務)の、日本人ではない感覚が北海道に似合う。

    ◇「これが日本か。」と問うている、回遊式の広大な「真鍋庭園」パンフレットの表紙。「いや、ちがう」「これこそ日本か」…いずれにせよ、state(国家)を相対化。country(くに)を自覚するところに北海道のよさがある!自覚的にやっている入口の典型的日本庭園も、「北海道では日本庭園はできないよ~」と言っている⁈樹が生い茂り、植物が異なる。森の中には、くねくねの道案内矢印・展望所にモモンガの巣箱・エゾリスの教会・ほんとうに現れちゃうエゾリス!ビート畑に若い人がいない。

    ◇失われた幼年期の野原を再現!自然界に属している部分のある(…ふつうの人間を繰り返している)メルヘン好きおばあさんの、イギリス式「紫竹ガーデン」。衣装も花尽くし花づくめ!十勝の老妖精が好きにつくる庭は、ボーダーガーデン(ボーダーは教会の意)もフォーマルにならない。大輪のオリエンタルポピーが勝手に咲いちゃっている!野性のように咲き乱れる花々…

    ◇世界中の古代遺跡を集めた宇宙の縮図。全体をひとつの彫刻作品に!イサム・ノグチ設計「モエレ沼公園」は、ごみ処理場跡地。
    空中から見える幾何学図形はナスカのよう!エジプトのよりメキシコにちかいピラミッド・古代ギリシアのオンファロス(世界の中心である石・「へそ」の意も)・人工的でも至るところに樹木があるモエレビーチ・レストラン名は「アンファン・キ・レ―ヴ(夢見る子ども)」前には香草園……緑が美しい。
    札幌の大通公園にある滑り台「ブラック・スライド・マウンテン」は渦巻き、宇宙の縮図!
    イサム・ノグチの生い立ち…芸術の出発点は、武家屋敷の中国的庭園(★先生と同じ高輪の幼稚園)にあるという。
    失われた庭園・自然界の記憶を再現!子どものころは歴史の初めでもある。夢見る子供だった時分に原点があるのは、老妖精・紫竹さんにも通じる。

    受講者の日常は非日常に!地元の人にとっては当たり前だったり、見慣れすぎていたり…案外気づかず知らずにいるいろいろ。北海道全土「これが日本か~」!先生が掌をひろげるたびにあらわれるかの光景や魔法がかった植物たちを、初めて出会ったかのように見ているだろう。原生林いっぱい!風も空も緑も空気もいっそうさわやかに…。
    まるごと庭園・北海道!札幌★講演会は原初の森の解放感!時計が消えていた。

    北海道の海の幸も森の幸も(海を越えてきた天使も)お酒も満喫!食べるは飲むは話すは!たのしい夕食会でした。★先生、I氏、札幌マダムIさん、ブリスさん…北海道でお目にかかったみなさま、ありがとうございます! 小樽★講演会は追って…。

  • #915

    小夏美樹 (木曜日, 31 5月 2018 21:28)

    『開発こうほう』、当方も、拝読いたしました。

    「なにか
    もっと普遍的な、だれにでもあったはずなのにもう失
    われてしまっているような、共通の過去の時へとさか
    のぼる懐かしさ――」

    巖谷先生は、ノスタルジアを、そう、書いていらっしゃいます。

    また、美しく、大切な、言葉を、得ることができ、幸せです。

    ありがとうございます。

  • #914

    ぱんだ (水曜日, 30 5月 2018 00:30)

    「開発こうほう」を拝見しました。
    (ご存知ない方のために、インターネット上でPDFでも公開されています。http://www.hkk.or.jp/kouhou/)

    「小樽 失われた故郷のように」は、久しぶりにうつくしい日本語を読んだ気がして、涙が出ました。

    昔、修学旅行で北海道に行った時のことを思い出しました。
    パリに似たひんやりした空気と、不思議な時間、路上にパイプをくわえたアコルデオンを鳴らす人形がいて、ブラッサンスの「ベンチの恋人たち」を鳴らしていました。ノスタルジアそのものでした。私の一度きりの北海道の思い出は郷愁でした。
    先生の文章には、まさにその、言い表しがたい、微妙なところがズバリと書かれていて、それなんですー!と悶絶しました。

    twitterでも、カフェ「光」やニセコのお写真拝見しました。
    いつか必ず訪れたい場所です。

  • #913

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (土曜日, 12 5月 2018 14:49)


    しばらくごぶさたしていましたが、連休のあいだは森の仕事場で、療養を兼ねて、ちょっと仕事をしました。Twitterのほうにいろいろ森の写真を出しています。

    26日発行の「開発こうほう」誌には、連載「すばらしい北海道」の第2回「小樽 失われた故郷のように」を掲載。瀧口修造も出てきます。非売雑誌ですが、ご希望ならご連絡を。

    おなじ5月26日の15時からは、その小樽の市立文学館で、講演「澁澤龍彦とは誰か」をします。『澁澤龍彦論コレクション』全5巻完成記念講演なので、販売サイン会・夕食会も。故人の自筆の手紙や筆談メモ、ポスターなどを1日展示します。

    その北海道旅行では、前日に札幌でも「北海道の庭園」について講演しますが、こちらは会員制。札幌マダムをはじめ、来日予定のブリスや、花巻のヴィオレとは会えるとのことで、楽しみです。

    もうひとつ、昨年パリで亡くなった友人、平沢淑子さんの画集のテクストを書きました。『平沢淑子―水の旅・絵の旅』という書名で、リブレリーシスから刊行・販売の予定です。

    すこし先、7月7日の一周忌からは、おなじリブレリーシスで、平沢淑子追悼・回顧展「水の旅・絵の旅」が開催されますが、翌7月8日(日)には講演をします。タイトルは「ヨシコさんの思い出」としようかな。

    他方、近く上映される香港のドキュメンタリー映画『乱世備忘 僕らの雨傘運動』のパンフレットために、短いコメントを書きました。引用してしまいましょう。
    「いまの日本にとって必要な映画だ。学生や労働者は笑顔をうかべつつ、同調も萎縮もなく未来のために闘う。デモ集会もテント生活も一種の祝祭に見える。制服のまま加わってくるすてきな少女中学生!」
    これは必見の映画です。これを見せてくれたfukさん、ありがとうございます。

    大学図書館の貴重書コレクションの詳細リスト・書誌『絵本とメルヘン』の校正も、ようやく終りそうです。刊行はすこし遅れて、6月になるでしょう。

    こないだはokjなどの提案で、庭園美術館に集まりましたね。コメントに感謝。今後もモン・アナログでは、その種のイヴェントの企画があるとのことで、楽しみにしています。★

  • #912

    fuk (火曜日, 24 4月 2018 22:27)

    ★先生、okjさま、皆さま、先日は庭園美術館でありがとうございました。
    絵本のひとつひとつが素敵なのは勿論ですが、子供が「不完全な大人」という存在から「子供」という存在になる過程で変わっていくのが興味深かったです。
    時代と共にすっかり絵本が「子供」向きのものになってしまったとか、人形劇は「子供」向きだけど、高丘親王航海記の人形劇は子供向きではないと考えてしまうとか、
    私たちがいかに固定観念にとらわれているのかを改めて感じ、そういった事に対してもっと意識的になりたいと思いました。

    はじめて書き込みをするので少しドキドキしております。。

  • #911

    violet (金曜日, 20 4月 2018 08:47)

    日本列島北上中。樹齢いくつか…いまに今よと新しく咲く桜に見る過去未来。桜便りに、庭園美術館便りに時間差体験・共有~時空を越えた不確か確か多重な記憶の多重な追体験をしています。
    絵本・★ぜみ・人生・人類・森の、地球の…それらは未来の記憶にもなるのでしょう。

    人間の現実的深層心理が見え隠れ。人間や動植物や山や風やの「自然(現象)」すべて…そして、ものものまでもが同じに言葉を話す世界。語らずとも同等にそこに在る。いつの世にも古びない客観的普遍の世界に、いつのときも心踊り放たれる。
    森の館に★魔術~大きな子どもたちの目は、見えないものまでいっぱい見たのですね!

    象徴的だったり暗示的だったり…挿し絵画家それぞれがとらえて描写する一場面、一場面。
    あぁブーテ・ド・モンヴェルたちの!背景~壁紙・調度品…髪型・衣装にも見る時代や風潮、そして表情・しぐさ・動作のなんとも言えぬ…ため息ものの色づかい・現実以上に繊細精緻な挿画を、あれこれ絵本を脳裏に繰りながめては、白金の森へその日へすぐさま翔けたい思いが募ります!
    フランスからロシア・北欧へも!?エグゾティスム・悪魔・諸国の怪物~すばらしきかな絵本旅。

    そういえば!★訳・デュラック挿絵の麗し絵本「美女と野獣・青ひげ」・「眠れる森の美女・サンドリヨン」2冊にわけた理由にもキラリ☆!片や異国的ロマン風・片や西洋宮廷風…異なる描きかたの奥へも迫り、不思議ふしぎを次々ひも解かれるほどひかれた80年代★仏文学特殊講義をも記憶に再受講してしまいます。
    となると…はてさて次のライヴ講演は?!小樽ではどんなお話を?!
    実在映す運河の水鏡むげんの世界、坂道小道にくりひろげられる不思議な光景、古今東西様式さまざま謎めく大小建物、水族館並みのワクワク市場、たくさんあるある鮨屋の安くて旨いこと!ちょい足をのばせば……
    ぷらぷら歩き見るほどおもしろすてきな小樽の街で!地上でまた!

    ◆#907 /訂正 。『旅人類Ⅳ』★エッセイで紹介されている十勝の庭園は「3つ」改め「4つ(箇所)」です。境界線無きか…とはいえ、深くお詫び申し上げます

  • #910

    yoro (水曜日, 18 4月 2018 21:31)

    新緑の森の中、瀟洒な佇まいの庭園美術館で、「フランス絵本の世界」を堪能してきました!
    こどもってなに?おとなってなに?と問いたくなるすばらしい作品たちに、目を奪われ心を奪われる贅沢な時間。
    巖谷先生のお話を伺いながら作品を見ることで、あらたな視点から絵本の世界の魅力がさらに広がりました。
    庭園美術館に大満足の後は、近くのインド料理店で、おいしいカレーとふわふわナンを頬張りながら、先生をかこんで談論風発。
    偶然と必然、画家とイラストレイター、オカルトの三要素、さらにUFOから微生物まで、さまざまな話題が飛び交い、おもしろ可笑しく賑やかな夕食会となりました。

    ★先生、ぜみのみなさまありがとうございました。
    violetさんも、また地上でお会いしましょうね。

  • #909

    okj (月曜日, 16 4月 2018 21:34)

    はい!庭園美術館、たくさん集まって、★先生にお越しいただきましたよ~!
    violetさんも書かれているように、★記憶のプールは絵本においても鮮やかに展開されます。
    膨大な展示を追いながら、さらにフランスにとどまらない各国の絵本へと無限に広がり・・・・・・そのごくごく一部を紹介するならばたとえば、フランスの色使いの文化的な背景、ラ・フォンテーヌの寓話の超さまざま、ロシアのエグゾティスム、擬人化・擬動物化、北方で発達する絵本、小さな大人や悪魔たち・・・・・・★先生のさりげない目くばせや導きで、驚異の体験として記憶に刻まれていきます。その記憶は、絵本の起源、失われた森の記憶へと自然につながっていくのです。白金の森と、内部に森を持つ建築のなかで!
    ★先生との体験、読みときは格別で、絵本の森へわけいった、特別な旅の日となりました。
    ブーテ・ド・モンヴェルの究極を前にして、究極を究極といえるよろこび!それぞれと、分かちあって悶える感動~!

  • #908

    violet (金曜日, 13 4月 2018 13:28)

    たてつづけに失礼いたします。
    『澁澤龍彦の記憶』拝読しました!
    あの展示室が再び!いつでもあの空間に遊べる幸福!見逃したところを聞き見られる幸運!「澁澤龍彦 ドラコニアの地平」展・★ご講演、改めて新たに!

    千年二千年の時空を旅つなぎ、天地をもつないでその時代の今に花咲かせる蓮の種。
    最後に引かれた野中ユリさんのコラージュ「心月輪の澁澤龍彦」の白蓮も語り咲いてます。

    澁澤さんと★記憶のプールにあるものたちが紡がれ融け合うように、アナロジーで指数関数的にふくらんでゆくその宇宙!澁澤さんが厳然と在りながら、誰のといえない世界に!
    濃密に質量を増すほど、透明感をもって軽やか自在!さまざまをひきよせ巻きこみ、現在進行形でゆるゆる円環をひろげているのを見ています。
    波間を宇宙をたゆたう旅の快感!快楽!読者は溺れるをも愉しみながら、国境消えゆく地球儀をクルクル…現代社会を思考するでしょう。
    澁澤さんの文業も偉大なれば、澁澤文学めぐる★先生のお仕事これまた偉業なり!相乗効果によるその世界・読者層のひろがりは計りしれません。

    境い目なき自然の営みの四季折々、五感でたのしむ日本列島。何をもって春?それでも北にも春が!!
    15日は庭園美術館にたくさん集まりそうですね。
    すてきな★ぜみ!すてきな旅を!!

  • #907

    violet (月曜日, 09 4月 2018 06:07)

    先生、小夏さん、わくわく情報ありがとうございます!
    そしてさすがokj!『庭園美術館★ぜみ』案、とってもすてき!!こんなふうなお誘い、うれしいですね。
    船出に、旅立ちに、かっこうの場所!かっこうの展覧会!前に後に森を散策!?今回は空中参加になりそうだけれど、青空★ぜみ!森★ぜみ!~大賛成!

    ~そんな連なりにも……okjさん、はせさん、ymkさん…みなさんも北の驚異の庭園へ!北海道へ !?旅の途中で行き交い、目配せ・立ち話なんぞしているようです。
    「これが日本か。」~!「これが庭園か。」~! 五感冴えざえ!遅くなりましたが…『旅人類Ⅳ』★エッセイは読み見るだけで気持ちいい。
    生きとし生けるものたちの楽園のよう!生き生きのびのび煌めく野生・感性。
    「大自然」園・老若妖精たちの園・異国コラボ庭園~並々ならないとはいえ、3つの庭園巡りにして北海道たるを、「自然」を、旅なる人生をも語るかの★文章・写真。
    はたして境界線はあるのか?!あまりの解放感~。
    ここぞ「くに」!いわゆる観光用ではない、光や風と共に…はたまた光や風になって旅する庭園から十勝へ、北海道へ、その向こうへ…どこまでも旅心をくすぐりまくります。

    それぞれの小宇宙が、本州以南とは異なる風土・そして歴史を異にする北海道の連綿たる魂のようなものが、「くに」が、人為的につくられたものにも…それぞれの庭園にも、ごく自然に表れちゃうのかな。「くに」って、そういうものなのかな…とも。
    旅してきた旅つづける人類の読本『旅人類』に★エッセイあり!!

    「この冊子に★エッセイ??」『開発こうほう』表紙には一瞬どぎまぎ~でもでも先生に連載をご依頼なさるあたりが北海道⁉既知も未知に…魅惑の北海道。きっと、類推・野生の目による将来の展望が!!
    さわやかにビッキの風が吹きぬけ渡るよう…。曲線が入りこむ。平面が空間に!範疇にとらわれない世界が!★ページにフォンタナの桜色油彩『空間概念』(カンヴァスに穴)を重ね見ていた。

    コブシ・白モクレン・梅の花…春の兆しに冷たくみぞれも。フキノトウを天ぷらに、桜ほころぶを待ちわびて…

  • #906

    小夏美樹 (日曜日, 08 4月 2018 20:59)

    人形劇『高丘親王航海記』、観てまいりました。すばらしかった!
    澁澤龍彦さんの、いろいろな、類推からうまれた、驚異の小説。からりと、乾燥して、ユーモアもあり、それでいて、せつなくてしかたのない気持ちに、読むたび、なってしまう、特別な、小説。
    どう、「なる」、のか、どきどきでしたが、……この表現しかない、人間が演じては生々しすぎる、人形劇だからこそのものだ、と、思いました。
    いまだ、心が動いていて、うまく表現できませんが、……ゆっくり、ツイッターにでも、この感動を、と思って、……いやいや、公演は、永遠に続くわけではない、どころか、もう、数日!! と気づき、こちらに、お邪魔いたしました。
    おすすめさせて、いただきます。

    ★先生と、天野天街さんとの、トークイベントも、刺激的でした。また、どうか、書かせてください。

  • #905

    okj (日曜日, 08 4月 2018 19:10)

    ★先生メッセージありがとうございます!
    ★先生がTwitterにも書いてらっしゃる、東京都庭園美術館で開催中の「フランス絵本の世界」展
    にわたしたちも行きませんか?
    参加者が多ければ、★先生も来てくださり、延長★ぜみとなることでしょう!

    4月15日(日)14時00分 東京都庭園美術館 入口門前集合

    参加希望の方はymkさんまでご連絡ください。
    oh.noan*gmail.com(*を@に変換して送信してください。)


  • #904

    ★先生よりメッセージが届きました〜! (日曜日, 08 4月 2018 16:05)


    ◆昨日、下北沢のザ・スズナリで、人形劇『高丘親王航海記』を見て、脚本・演出の好漢・天野天街さんと「トーク」をしましたが、この舞台がすばらしかったので、みなさんにお勧めします。10日までとかで、あと数回ですけれど。

    ◆昨年、世田谷美術館と世田谷文学館でした2回の講演の筆記録が、『澁澤龍彦の記録』(河出書房新社)という本に入りました。館長・菅野昭正さんの編で、養老孟司さん、池内紀さん、中沢けいさん、酒井忠康さんの講演も入っています。出たばかりです。

    ◆北海道エッセー2篇について、はせがわさんやokjのコメントに御礼を。「旅人類4」はAmazonでも手に入りますが、「開発こうほう」は非売品。でも、近くWebでも読めるとのこと。こちらは「すばらしい北海道」という連載で、次号には「小樽」を書きます。

    ◆その小樽の市立文学館での講演「澁澤龍彦とは誰か」は、5月26日(土)の15時から。シーズンで、ホテルが混むようです。ブリスのように、札幌のホテルでもいいですね。駅から30分で小樽なので。小樽はすばらしいところなので、旅費はかかるけれど、お勧めしておきます。

    ◆大学を去ったはずなのに、最後の仕事、図書館貴重書コレクション「絵本とメルヘン」の監修が残っていて、ようやく終りそう。詳細解説書誌・リストが本の形になって出ます。非売品ですが、関係者・研究者には入手できるようになるはず。5月には、明治学院大学図書館のサイトに発表されるでしょう。かつての院生のアルバイトではじまったものが、ようやく実を結びます。編集・執筆協力者のnawaさんとymkさん、ごくろうさまでした!

    ◆体調にもよりますけれど、今年は連載2本のほか、「記憶」を書く仕事をつづけたいと思っています。思い出ではなく事実と歴史についての「記憶」です。旅もできるだけしたい。いま予定しているのは、北海道、北陸、関西、九州、ブルゴーニュと南イタリア、アルザスと南ドイツとスイスですが、これらも「記憶」にかかわります。

    ◆岡上淑子さんについて高知新聞に書いた記事について、yoroさんなどのコメント、ありがとうございます。近いうちに本格的なのを書く予定ですが、もうひとつ、「アートコレクター」誌の幻想美術特集のためにインタヴューを受けたときも、岡上さんのコラージュに触れました。5月に出るでしょう。

    ◆そのほか、日々の予告と報告はTwitterに書くようにしていますので、覗いてみてください。★

  • #903

    ymk (水曜日, 04 4月 2018 11:32)

    『旅人類』「開発こうほう」はともにすばらしいエッセー&写真です。北海道の広大な地平をもとに造園された数々の庭園の持つ多様性。
    ふたつのテクストが、異なる文体で書かれていることにも多様性をおぼえました。
    ‪★先生の「開発こうほう」の連載第1回「札幌 3つの庭園を歩く」はこちらで読めます。旅の体験のなかで先生に蘇る記憶は、触れてきた文化の記憶でもあるが、重層的な記憶にふしぎな懐かしさがあります。

    ‪http://www.hkk.or.jp/kouhou/file/no657_wonderful.pdf‬